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鬼越トマホーク、“ネクスト・サンドウィッチマン”の呼び声が高い納得の理由

鬼越トマホーク、ネクスト・サンドウィッチマンの呼び声が高い納得の理由の画像1
鬼越トマホーク 公式YouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」より

 目下、バラエティー番組で引っ張りだこなのが、鬼越トマホーク。スキンヘッドの坂井良多と、色黒パーマの金ちゃんからなる強面お笑いコンビだ。2人がケンカをしているところを止めにきたタレントに暴言を吐く“ケンカ芸”が人気だが、それだけではとどまらない活躍ぶりである。

 7月18日放送のTBS系『アイ・アム・冒険少年 3時間SP』では、島から自力で脱出する企画「脱出島」にコンビでチャレンジした。

「『冒険少年』のロケ企画は、ケンカ芸ありきの起用ではなく、完全に2人の関係性や仲の良さにスポットが当てられたものでした。鬼越に求められているのが、ケンカや毒舌だけではなくなっているという証拠です。人気が拡大し、ひとつステップを上がったということでしょう」(テレビ局関係者)

 そんな鬼越トマホークに、“ネクスト・サンドウィッチマン”の座を期待する声も増えているという。

「サンドウィッチマンは、一見すると“反社”のようなルックスですが、とても仲がよくて、人柄もいいというギャップもあって人気者に。鬼越トマホークも、まさにサンドウィッチマンのような流れになってきていますよね。坂井さんが元アイドルと交際していることを告白したというのもまたギャップがあって面白いし、金ちゃんのお父さんが元演歌歌手だというのも味わい深い。テレビ的に面白い要素が多いし、このままサンドウィッチマンくらいのブレイクを果たす可能性も十分にあると思います」(同)

 また、鬼越トマホークは、芸人仲間からも愛されているという大きな強みがある。

「鬼越はYouTubeで、いろいろな芸人の魅力を深堀りする動画を公開しています。同じ吉本所属ではニューヨーク、ゆにばーすのほか、解散を発表した直後にピスタチオの伊地知、先輩でも極楽とんぼ・山本圭壱やチャンス大城、宮迫博之などとコラボ。事務所が違ってもノリは同じで、納言の薄幸(太田プロダクション)や、みなみかわ、ヒコロヒー(松竹芸能)、岡野陽一(人力舎)などとも怒涛のコラボをしまくっています。

 YouTubeを見るだけでもその顔の広さが伺えますが、鬼越の2人は、芸人の間では本当に評判がいいんです。愛あるイジりもありつつ、知られざる魅力を発信してくれている。鬼越のYouTubeは業界内視聴率も高くて、そこで取り上げられた芸人の評価が上がり、次なるブレイクの足がかりになるとも言われている。そういうことができるのは、鬼越が周囲の芸人といい関係を築いているからであり、さらには鬼越も芸人たちに対する愛情が深いから。サンドウィッチマンも後輩たちに慕われていますが、鬼越も同様。本当に大ブレイクする条件は十分すぎますよ」(劇場関係者)

 そんな鬼越トマホークだが、お笑い賞レースではなかなかいい結果を出せていない現状も。

「数年前までは、あまり賞レースに力を入れていなかったようですが、テレビでの露出が増えてから、最近はまたネタも頑張っているようです。もし今年の『M−1グランプリ』でいいところまで行けば、本当に天下を獲る可能性もゼロではない。ネタで結果を出せば、吉本からの信頼度が格段に上がるので、今以上にプッシュされるはず。今年の賞レースは楽しみです」(同)

 強面の鬼越トマホークが、本格的にお茶の間のスターになる日も近そうだ。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2022/07/24 07:00
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