香川照之プロデュースのアパレルブランド、閉店報道に対する“反論コメント”の違和感
#香川照之
今期ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)にも出演しており、“本業”は依然として好調な俳優・香川照之。しかし、“副業”のほうはそううまくはいかないようだ。
香川がプロデュースするアパレルブランド『インセクトマーケット』の豊洲店が6月26日閉店したことを受けて、同ブランドは7月8日、公式サイトにて「豊洲店閉店に伴う週刊誌報道について」というメッセージを公開した。
これに先立って、「週刊女性」2022年7月12日号(主婦と生活社)では、同店について<最近は休日でも閑古鳥が鳴いている状況でしたね>と近隣住民のコメントを紹介。さらに、常連客の話として、<スタッフも閉店の理由を知らされていないそうで、困惑していましたね>と、混乱の状況を説明している。また、<“親子コーデ”をしたがるママも多いですが、20~30代の女性は虫が苦手な人も多いので、実際にお金を払うママ側にウケないと親子向け服ブランドは厳しいですよね>と、スタイリストが分析している。
一方、同ブランドはこの記事に対し、<タイトルや内容にはミスリードを誘うような部分もかなり見受けられ、お客様やお取引先からも心配するお声をいただいてしまい、大変遺憾に思っております>と反論。<店舗のご利用人数の伸び悩みも豊洲店閉店の理由の一つです>としながらも、<館内でお買い物中のお客様がお子さまのみを長時間当店においていってしまうといったケースが多発しており、事故や事件につながることを危惧した防犯上の問題が、今回の閉店決断を早めた大きな理由でもあります>と説明した。
この閉店理由の説明に対し、あるアパレル関係者は違和感を覚えたという。
「子どもが店内に放置されるケースが増えたことを閉店の理由としていますが、これでは来店客が悪いかのようにも聞こえてしまいます。防犯上の問題なら、もっと積極的に店側が対処することもできたはず。正直、記事の内容がドンピシャで、痛いところを突かれてしまったがゆえに、反論したのではないかとも思ってしまいます。売上がイマイチだったのに、それだけが閉店理由ではないと強くアピールしたがために、こういった言葉が出てきたのでは」
有名人がアパレルブランドをプロデュースする例は多いが、“諸刃の剣”であるとも言われている。
「ブランドが人気になれば、タレントのイメージアップにもつながるし、もちろん懐もあったまる。でも、ブランドが失敗したとなると、“人気がない”とか“センスがない”などと、タレントのイメージが悪くなってしまい、本業にさえ悪影響が出てくる可能性もあります。もし売上が伸びずに閉店したとして、それだけが理由だと報じられると、やはりタレント本人へのダメージも免れない。だから香川さんのブランドも、しっかり説明したんだと思います」(芸能事務所関係者)
ただ、実際に閉店はしているわけで、少なからずダメージを受けているであろう香川。今後、同ブランドはどうなっていくのだろうか?
「7月15日には、屋内プレイグラウンド『インセクトパーク』が期間限定で二子玉川ライズにオープンしました。単純にブランドだけではなく、いろいろな形で昆虫をテーマにした取り組みをしていくのかもしれません。ブランドとしては規模の縮小は否めないとしても、また別の形で昆虫の魅力を伝えていくという香川さんの活動は続くことになると思いますよ」(前出・アパレル関係者)
本業に支障をきたさない程度に、頑張るしかないのか。
『六本木クラス』ラスボスは香川照之、“半沢直樹似”のリスクとは?
俳優・竹内涼真が主演を務める7月期のテレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』。主人公の宿敵を香川照之が演じることが5月31日に発表され、ネット上では「『半沢直樹』の再来...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事