『24時間テレビ』またもてんやわんやの夏へ 二宮和也は厳戒態勢、某局は“監視体制”?
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8月27日、28日に放送予定の日本テレビ系チャリティー番組『24時間テレビ~愛は地球を救う~』。今年は、YouTubeチャンネル「ジャニのちゃんねる」メンバーの嵐・二宮和也、Hey! Say! JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨、KAT-TUN・中丸雄一がパーソナリティを務め、チャリティーマラソンのランナーをお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が担当する。
番組テーマは「会いたい!」。3年ぶりに有観客での番組放送を予定している。
だが、放送を間近に控えて超大ピンチを迎えているという。
「今年は猛暑が深刻な問題となり、クーラー使用などによる電力の逼迫が起きています。さらに、長引くウクライナとロシアによる戦争でエネルギー不足も懸念されている。番組の特性上、24時間の生放送を続けるため、莫大な電力を使って放送をすることになる。日テレとしては、少しでも“エコ”な放送にするために自家発電などの装置を急きょ大量に取り寄せ、環境にやさしい番組であることを猛アピールしていくつもりのようです。ただでさえ忙しい中で、電力まで心配しなくてはならず、現場スタッフからは『もっと人員を増やせ!』とクレームが出ているとか」(民放関係者)
今年の冬にも電力需給逼迫を迎える予想の中、政府は最大で9基の原発稼働を進めることを発表したばかり。これも「バッドタイミングだった」と、日テレ関係者は話す。
「東日本大震災以降、SNSなどで過激な発言を繰り返す一部の原発稼働反対派もいます。今回の原発稼働とあわせて『24時間テレビ』にも批判が殺到し、ネットで大炎上するおそれもある。『24時間テレビ』は、なにかとやり玉に挙げられやすいですからね……。そもそも、チャリティーと言いながら、高視聴率のためナショナルクライアントから割増でCM出稿料をもらっている、いわゆる“ドル箱”番組。もしもそういったクレームがスポンサーにまで及んだら大問題に発展し、今後の放送に支障をきたす可能性もあります」
さらに、コロナの感染再拡大も深刻だ。7月20日には、感染者が全国で15万人を超え、過去最多を更新。芸能界にも再びコロナの波が押し寄せており、ジャニーズ事務所内でも、連日のようにタレントの誰かが感染しているニュースが報道されている。
「6月27日の『24時間テレビ』記者会見も、中丸がコロナ感染による療養で欠席していました。もし本番で、『ジャにの』のメインメンバーである二宮が感染、欠席することがあれば一大事です。事務所は細心の注意を払って感染対策をしていますが、来月の放送日が近くなったら、各メンバーをホテル生活させるという話もあるほどです」(スポーツ紙記者)
タレントは番組出演などの都合でPCR検査を頻繁に受ける必要があるため、一般人よりも、無症状の感染者まであぶり出されやすい環境にある。そのため、今後も芸能人のコロナ感染は多く報道されると見られる。
「『24時間テレビ』にも多くのタレントの出演を予定していますが、根本から構成を見直すようです。兼近のチャリティーマラソンも、コースを含めて変更を加えないといけなくなる。一般人が公道に集まってパニックになれば、バッシングを受けるのは明白でしょう。ゴールを生放送会場の両国国技館にしない案や、誰もいない離島で兼近を走らせるなど、対応が協議されているようです」(民放関係者)
さらに、有観客で放送を行うことも見直される可能性がありそうだ。
「そもそも、両国国技館に長時間、観客を入れることを問題視する役員も出てきたようです。当日、観客の時間制での入れ替えなども検討されているようですが、長く居座りたいファンとトラブルになる可能性も。しかも、某テレビ局は『24時間テレビ』の足元をすくってやろうと、モニタリングと現地の監視をして、おかしな点があったら問題提起しようとさえしているんです。週刊誌も狙っているし、当日を含め、スタッフも演者もまったく気が抜けない状況になっています」(同上)
『24時間テレビ』に携わる全ての人たちがてんやわんやの状況だが、そこまでして行う大義はどこにあるのだろうか?
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