LE SSERAFIM ガラムの早期脱退は「日本デビューへの布石」
#K-POP #IZONE #LE_SSERAFIM
20日、6人組K-POPグループ、LE SSERAFIM(ル セラフィム)がキム・ガラムの脱退を発表した。所属事務所HYBEと傘下レーベルSOURCE MUSICはガラムとの専属契約を打ち切ったと報告、今後は5人で活動を続行するという。
LE SSERAFIMは今年5月2日に1stミニアルバム『FEARLESS』でデビューするや、韓国のチャートで歴代ガールズグループデビューアルバム初動売り上げの新記録を樹立。日本でも高い人気を誇ったIZ*ONEの元メンバー・宮脇咲良(サクラ)とチェウォンを中心に、ユンジン、ウンチェ、カズハ、ガラムで構成され、抜群のビジュアルとパフォーマンス力で人気を集めていた。
しかし、デビュー間もないうちにガラムが中学時代に起こしたとされる校内暴力についてさまざまな疑惑が浮上。事務所は火消しに躍起になるも、炎上はおさまらず。デビューから1カ月もたたない5月20日には「精神的ストレスを考慮して」という理由でガラムの活動休止が発表されたが、復帰を待たずして途中離脱となったようだ。
「ファンの間でもガラムをかばう声と、グループ存続のために脱退させるべきだという意見とで完全に二分していた。K-POPアイドルが学生時代のいじめや素行問題で告発される騒動がここ最近は頻発しており、事務所の対応はさまざま。脱退するケースもあるが、事務所がタレントの意見を尊重して無罪を徹底主張する場合もあるし、一定の禊期間を設けてから復帰というパターンも。大人気グループIZ*ONEのDNAを継いで鳴り物入りでデビューしたLE SSERAFIMですから、事務所も相当慎重に事を運ぶと思っていました。しかし、こんなにあっさり脱退になるとは驚きです」(K-POPに詳しいライター)
当初、事務所は「ガラムも校内暴力の被害者だった」と主張していたが、今回の脱退発表を受けて「やはりガラムが加害者だったのだろう」と見るK-POPファンは多い。しかし、早期脱退には別の理由があったのではないかと話すのは、日本の芸能事務所関係者だ。
「LE SSERAFIMは宮脇咲良が所属していることから、韓国デビュー当初から日本デビューも決まっていて、すでに日本の大手レコード会社とも契約済みなんですよ。ガラムのことがうやむやなままだと、韓国活動は良くても日本活動のスタートが切れない。“ひとり抜けたまま日本デビュー”なんてことはありえないですからね。先のスケジュールのためにも、ガラムの早期脱退を決めるしかなかったんでしょう」(芸能事務所関係者)
さらなる飛躍のための決断とはいえ、ファンにとってはすっきりしない結末になってしまったガラムの騒動。しかし、日本デビューとなればこれまで以上に彼女たちは脚光を浴びるはず。過去を払拭し、新たなファンを獲得して日本のエンタメ業界に新風を巻き起こしてほしいところだ。
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