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織田裕二の『世界陸上』卒業で気になる、“後任”はズバリあの人!?

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あなたが笑ってくれる それだけが僕の All my treasures♪

 あの名調子もいよいよ聞き納めになりそうだ。

 7月16日から米オレゴンで「世界陸上」が開幕する。13大会連続で中継のメインキャスターを務めてきた織田裕二が、今大会限りでの卒業を発表。「世陸」を盛り上げてきた立役者が姿を消す。

「織田が世界陸上に抜擢されたのは1997年のアテネ大会から。起用された当初は、“なんで織田裕二?”、“興奮しすぎてウザい”といった批判の声も少なくありませんでしたが、熱心に勉強していることがわかる丁寧な解説や、アツすぎる応援ぶりが共感を呼ぶようになり、今では織田裕二以外では考えられないほど定着し、視聴者に愛されています。

 名物はなんと言っても、興奮のあまり飛び出す名言の数々。『地球に生まれてよかった!』『今日は寝られないよ』といったセリフは今やモノマネの鉄板ネタですし、『何やってんだよ、タメー(為末大のこと)』『室伏~! やった~~~~!』など、感情が赴くままにしゃべる様子は時に選手以上に注目され、さながら“中継の目玉”でした」(テレビ情報誌記者)

 先日には、2025年の世界陸上の開催地が東京になることも判明し、ますます卒業が惜しまれる織田。これほど“中継の顔”として定着すると、後任探しは難航が予想されるが、ズバリ後任は誰?

「まず、“陸上”というキーワードで考えれば、武井壮は当然、候補の1人。日本陸上選手権で十種競技の王者になった経歴は、申し分ありません。俳優では、要潤や綾野剛が陸上部出身です。もう少し範囲を広げて”スポーツ“という括りで見れば、竹内涼真はサッカーの東京ベルディのユースにいた生粋の元アスリート。竹内なら数字も取れそうですね。アツいキャラなら松岡修造か照英でしょう。特に照英は、学生時代にやり投げの選手だったので、こちらもアリでしょう。

 カギになりそうなのはギャラです。織田の世界陸上のギャラは2000万円とも3000万円とも言われており、高額ギャラも卒業の理由のひとつ。超売れっ子の綾野や竹内を使えば話題になるのは間違いありませんが、ギャラはネックになりそうです」(芸能事務所関係者)

 織田と同じ路線の人物で行くのか、ガラッとタイプを変えるのかは興味深いところ。東京での開催も控えており、後任にはより一層注目が集まるが、複数の関係者から声が上がるのが関ジャニの村上信五だ。キー局関係者はいう。

「これだけ大きなイベントで、前任者があれだけインパクトがある人物だった点まで考えると、未経験者を使うのは正直怖い。その点、村上は昨年の東京オリンピック、今年の北京オリンピックのフジテレビ系特番のキャスターを務めた実績がある。TBSでも、サッカーW杯中継のキャスターをやった経験があります。スポーツ中継のネックは女性視聴者の関心を集められないことですが、ジャニーズなら女性も取り込めて、まさにうってつけでしょう。

 次回を乗り切れば、2025年の開催地は東京。同年には大阪万博があって、関ジャニもバリバリにイベントに絡んでくる予定です。万博の盛り上げ役をやりつつ、世界陸上もやれば、いよいよ本人が夢だと語る『NHK紅白歌合戦』の司会も見えてくるでしょう」(キー局関係者)

 選手たちよりワクワクしているかも?

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/07/16 20:00
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