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『ラヴィット!』でパンサー・向井が名パーソナリティ発揮「ラジオキングですわ」

『ラヴィット!』でパンサー・向井が名DJぶり発揮「ラジオキングですわ」の画像1
パンサー・向井慧 吉本興業 公式サイトより

 12日放送のTBS系『ラヴィット!』にパンサー・向井慧が出演。TBSラジオの朝の顔として、ラヴィットメンバーのトークを捌いていった。

 この日は『ラジオ本放送の日』ということで、オープニングではTBSラジオで月曜から木曜の帯番組『パンサー向井の#ふらっと』のメインパーソナリティーの向井をゲストに呼び、スタジオの特設ラジオブースでラジオ風に放送することになった。

 30分後にラジオの生放送が始まる向井は「嘘だと思ってたこのオファー!そんなわけないって」と無謀な企画に半信半疑だったよう。

 ラヴィットメンバーが1組ずつブースに入り、向井が進行で「今一番話したいこと」をテーマでラヴィット版『ふらっと』はスタート。

 トップバッターのSnow Man宮舘涼太は「白トリュフ香る鶏そば」を紹介。試食が運ばれてくると向井は「ブース内に白トリュフの香りが充満してる!」とラジオ感を出しつつ、ノリノリでテンション高めに宮館とのトークを繰り広げスタジオの笑いを誘った。

 宮館が終了すると見事なパーソナリティーぶりに拍手が起きたのだが、向井は「ちょっとフォームが崩れたかもしれません。ふらっとこんなんじゃないんですよ。ここでやるっとていう緊張感で」とやりにくそう。

 続いてアルコアンドピース(平子祐希・酒井健太)。酒井は後輩芸人、パーマ大佐の料理を食べて欲しいと話すと、スタジオにはパーマ大佐が登場。

 研究に研究を重ねて完成させた納豆ニンニクチャーハンを試食した向井は「食べたことないチャーハンですね! このチャーハンの著作権はちゃんと取ってるんですか?」と童謡『森のくまさん』の替え歌ネタでの著作権トラブルを引き合いにだしてイジったうまいコメントで返した。

 また平子が紹介したシンプルな「ショートケーキ」に対しても「ストレートで速いって一番難しいですよね」と見事な感想でスタジオは大爆笑。

 数々のラジオレギュラーを持ち“ラジオスター”と言われる平子も「かなわないね。あれは物が違う」とべた褒め。酒井は「あれラジオキングですわ」と実力を認めた。

 向井は若槻千夏、ゲストの岡田結実、ミキを問題なく捌いていったのだが、続いて登場のビビる大木でてこずる場面も。

 大木は向井に「ゲストのビビる大木さんです!」と紹介されると「違いますよ。わたくしジョン万次郎です」「本人です」と国際人・ジョン万次郎になりきって返事。ジョン万次郎についてもっと知って欲しいと、とうとうと語り出したのだ。

 向井は8時28分になったところで我慢の限界に。「ちょっと万次郎長いんですけど!!あと2分で始まるんですけど!!!」とキレて、ラジオを中断させていた。

 この後、生放送に間に合わないということで、『ふらっと』のオープニングは『ラヴィット』のスタジオから川島と2人で放送することに。テレビの生放送中のスタジオからラジオを生放送するという、一風変わった展開となった。

 川島は「 “ラヴィット” が “ふらっと” なのか “ふらっと” が “ラヴィット” なのかどっちなんだってことでRADWIMPSで前前前世」と、こちらもTBSテレビの朝の顔の腕を見せつける上手い曲紹介で、スタジオを爆笑させていた。

 向井のパーソナリティーぶりに「ラジオキング! 向井さん、ほんと面白いしすごい」「パンサーの向井さんのMC素晴らしい!」「向井さんのコメントがいちいち上手すぎんか笑」とネット上は大絶賛。

 約40分間、喋って試食して感想を言ってジョン万次郎の相手までする、ハードなオープニングだったのだが、見事に捌ききった向井。ラジオキングの実力がうかがえた放送だった。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/07/13 08:00
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