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安倍晋三元首相の訃報、メディアは政治家を“偶像化”してはならない

日本にとどめを刺すのは…きたる大地震の“危険ゾーン”

 さて、幼児虐待死事件が次々に起こるのは、どうしてなのだろう。

 大阪府富田林市の団地で小野優陽ちゃん(ゆうは・2)が放置され、熱中症で死亡した事件は、大阪府警が、祖母の小野真由美容疑者(46)と内縁の夫の桃田貴徳(50)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。

 優陽ちゃんは小野の三男の長女にあたる。三男が離婚して、小野が引き取った。彼女は桃田との間にも五男をもうけている。

 小野がまだ結婚している時に、桃田の実家が経営する工場で働いていて知り合い、付き合い始めたという。

 桃田の実家は、和泉市内で大手の鶏卵会社をやっていて、彼は後継者と目され専務だったそうだ。

 事件当日は、溺愛している五男と三人でUSJへ出かけている。

 小野らはエアコンを冷房にして外出したと説明しているが、板で覆い通気性が悪くなったベビーサークル内に放置したことなど複合的要因が重なり、熱中症になった可能性があると専門家は指摘している。

 優陽はいうことをきかず、世話をするのがストレスだったと、小野は供述しているようだが、こんな祖母に預けられた子どもが不憫である。

 お次はポストから。

 日本列島で大地震が起きる可能性が日に日に高まっているのは間違いない。

 特にこのところ、能登半島周辺の北信越や東北地方では、かなり大きな地震が起きている。

 ポストでは、村井俊治東大名誉教授がやっている「MEGA地震予測」を定期的に掲載しているが、5月23日の配信号では、6月22日頃までに中部地方周辺でM5.5プラスマイナス0.5、7月6日頃までに九州南部周辺で、M5.5プラスマイナス0.5の地震が起きると予測していたという。

 6月19日には能登地方に地震。6月26日には熊本に地震が起きている。

 村井教授の予測の根拠については、何度もここで触れてきたから書かないが、彼の予測がある程度的中することがあるのは間違いないようだ。

 だが、ここにもあるように、危険度1位は東北警戒ゾーンだ、第2位は北信越警戒ゾーン、第3位は首都圏警戒ゾーンというのだが、範囲が広すぎて、対処のしようがないことが、私には不満である。

 もっと精度を上げて、ピンポイントとはいわないが、地域を絞って予測してもらいたいものだ。とはいえ、テロ事件が起きたからではないが、「不穏」な空気が流れている今、この国のとどめを刺すのは大地震であるような気がする。こんな予測は当たらない方がいいのだが。

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