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安倍晋三元首相の訃報、メディアは政治家を“偶像化”してはならない

ゴルフは賞金「33億7000万円」! スポーツ界席巻するオイルマネー

 お次はゴルフの話題。

 谷原というゴルファーになんの興味もないが、サウジアラビアの政府系ファンドが支援するLIVというツアーが、大きな波紋を呼んでいるというのだ。

 なにしろこのツアー、賞金が半端じゃない。イギリスでの開幕戦は賞金総額2500万ドル、日本円にして約33億7000万円。しかも出場しただけで、最下位になっても12万ドル、約1600万円が保証されるというのである。

 アメリカのPGAは、このツアーに参加した選手は、PGAツアーに参加させないと強硬姿勢を示している。

 それに、日本の男子プロの会長に就任した谷原秀人が、日本のツアーをほっぽり出して、参加してしまったというのだ。

 だが、日本でのトーナメントは、優勝しても賞金は2000万円程度。谷原は、LIVに参加して、1試合目は39位で、約1800万円、2試合目は16位タイで約3000万円を荒稼ぎしたというのだ。

 競馬の世界も、ドバイで行われる国際レースなどは、賞金が高いといわれる日本だが、それよりもはるかに賞金がいい。莫大な資金力を背景にオイルマネーが、札束で顔をひっぱたいて世界のスポーツ界を席巻しつつある。

 そのうち、大リーグもオイルマネーが進出して、常勝チームを所有する時代が来るのかもしれない。いや、私が知らないだけで、既にそうなっているのかもしれないが。

 さて、4月末にNHKで放送された中森明菜(56)の1989年のライブが評判だったという。この時期は、付き合っていた近藤真彦の自宅で、中森が自殺未遂する直前で、彼女の絶頂期を象徴するライブだったと、新潮が報じている。

 中森は、その後、表舞台で歌うこともなく、今年、デビュー40周年を迎える。新潮によると、明菜は今、所属事務所の社長が所有するマンションで暮らしているそうだが、老いた父親にも、実の兄のところにも顔を見せていないという。

 ちあきなおみ、都はるみも姿を見なくなって久しい。特に、中森は、私が現役の編集者時代、歌もそうだが、苛烈な生き方で、多くの話題を提供してくれた。中年になった中森明菜をもう一度見て見たいものだ。

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