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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『ひなあい』渡邉美穂、ラストの涙
「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #4

『ひなあい』日向坂46卒業の渡邉美穂、ラスト出演で流した涙「終わりたくないです…」

『ひなあい』卒業の渡邉美穂、ラスト収録でオードリー春日にリベンジ!<

『日向坂で会いましょう』では、「ミホ・ワタナベのラストダンスに華を添えろ!ひなあいでやり残した事を全部やっちまおうSP」がオンエア。今回は、6月発売の7thシングル『僕なんか』の活動をもって卒業する渡邉美穂が、番組でやり残したことをやっていく卒業記念企画だ。

『ひなあい』の前身である『ひらがな推し』時代から唯一無二のキャラクターでバラエティを大いに盛り上げてくれた渡邉。春日俊彰とのバスケ対決で号泣したり、「2代目ぶりっ子王座 決定戦」での「○ヤ」という強烈ワードを生み出したり、さらには誰よりも強烈なツッコミでオードリーをタジタジにしたりと、渡邉と『ひなあい』には数え切れないほどの思い出がある。

 今回はそんな渡邉の表に出ていないエピソードをメンバーが話してくれた。中でも「どした?どした?」と会話に割り込む、お決まりのぶりっ子ポーズがある、レッスン中バスタオルを首に巻くなど、メンバーだからこそ知っている秘密のエピソードがたくさん出てくるなか、ドラえもんのモノマネが得意だという渡邉が「チョコバナナ 2番がイチゴ 3番がチョコクッキーです」と本家のモノマネではなく、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でも話題になったクレープ屋の店員さんのモノマネを披露したのには思わず笑ってしまった。

 メンバーが持っている渡邉の写真を振り返るコーナーでは、秘蔵写真が目白押しだった。ライブのリハーサルの休憩時間に練習している3期生の後ろに割り込んでいる写真の渡邉の表情が絶妙な面白さを生んでいたし、ドーナツ型のテーブルの中央でポーズしている渡邉のお茶目な姿も彼女らしくて微笑ましかった。改めて振り返ると、日向坂46の笑顔の中心には彼女がいたように思える。

 そして、渡邉にリベンジ企画として再び春日とバスケ対決が実現。両者一歩も譲らない本気モードの対決に周りのメンバーたちもヤジで盛り上げるなか、最終的にはファールぎみに止めにかかる春日を退け、渡邉がシュートを決めて約4年ぶりのリベンジに成功! 春日とは犬猿の仲としてこれまでも数々の名勝負を繰り広げてきたが、もうこの2人の対決が見られないのはやはり寂しい。

 番組の最後にはオードリーから卒業証書が送られた。泣かずに笑顔で終わりたいと話していた渡邉も「終わりたくないです……」と号泣。さらに、ヒット祈願のキャンペーンで勝ち取ったご褒美ロケに行けないことを告げられ、「楽しんでください……」と渡邉の涙ながらの一言にスタジオは笑いに包まれた。日向坂46のメンバーとしてもう見られなくなるのは本当に寂しいけれど、これから彼女が進んでいく道を陰ながら応援したい。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2022/07/10 21:00
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