『関ジャム』Snow Man岩本照「そこまで考えてないです」圧倒的“センス”に撃沈
#音楽 #ジャニーズ #Snow Man #岩本照 #関ジャム
ジャニーズの“最高傑作”は、今も少年隊なのか?
今回も、TAKAHIROがSnow Manのダンスの熱血解説を行った。対象になった曲は、ミンティアCMソング「REFRESH」だ。
おなじみ「視線誘導術」などあらゆる細部を指摘し、絶賛しまくるTAKAHIRO。その横で、岩本がずっときまり悪そうな顔をしているのだ。ちょっと困った顔にさえ見える。
岩本 「この曲はミンティアさんのCMソングとしてお話をいただいて(中略)『REFRESH』という楽曲だったので『サウナ行ってリフレッシュしてからじゃなきゃ作れないだろうな』と思って、サウナに入って作った振付です。細かく(動き)は全然考えてなくて。『こっちのほうが気持ちいいかな』『こうかな?』っていうのを組み合わせていったら(出来上がった)」
村上 「というお答えでしたけど、TAKAHIROさん?」
TAKAHIRO 「いっぱい止めてすみませんでした」
TAKAHIROがあんなに熱く解説した分析に「細かく考えてないです」の一言で返し、一瞬で面目を潰してしまう岩本。オタクが深読みして熱心に考察したものの、作者はそこまで考えてないみたいな流れである。ブルース・リーの「考えるな、感じろ」的な着地点。ただ、作者の意図しないところまで言語化し、広げていくのが批評だ。だから、TAKAHIROは何も間違えていない。
というか、TAKAHIROのクセもすごいが岩本もそれなりだ。「サウナに行ってからじゃないと作れない」とは、一体なんなのか? 両者ともに奇人だ。
そんな岩本と屋良が“スゴいと思うジャニーズ”として挙げたのは、少年隊だった。番組で流れたのは、少年隊の「まいったネ 今夜」パフォーマンス映像である。キレッキレ! もう、キレが違うのだ。ジャニー喜多川氏は最後まで「最高傑作は少年隊」と口にしていたし、中居正広も「錦織(一清)君は群を抜いている」と公言している。なんだかんだ言って、“結局、少年隊”だったということ。彼らのダンスは、今見ても文句なしにカッコいい。ただ、当時は歌って踊る男性グループが下に見られる時代でもあった。逆に、令和だからこそ正当に評価されている面もあると思う。
あと、ジャニーズを退所した錦織と植草克秀の2人を問題なく紹介できている点も、現在のジャニーズならではだと感じた。今回は「ジャニーズ振付特集」だったが、いつか「ジャニーズバンド特集」も見てみたい。TOKIOはもちろん、今のジャニーズ事務所ならTHE GOOD-BYEや男闘呼組も問題なく紹介できるのでは? 関ジャニ∞の番組ならではの企画だと思うのだ。
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