みなみかわが「GERA」で見せる邪悪なトークスキルがゆってぃを追い詰める!
#お笑い #吉松ゴリラ
みなみかわのトーク力の厳選は「受け」にあり
ゴリラ 「伝ヌカ」全般を通してなんだけど、個人的にはみなみかわさんのトークスキルの高さはもちろん「受け」のレベルの高さを見て欲しい。
Aさん 「受け」って、相手の話に対する相づちやリアクションの事だよね。
ゴリラ そう。そしてみなみかわさんは、この「受け」が抜群に上手いんだよね。相手のエピソードに対して「落差を作る」相づちやリアクションをして、本来10ウケるエピソードを20にも30にもしてる。一般的には注目されない部分だけど、「受け」は超重要なお笑いの要素。「受け」が上手い人は、レベルの高いMCができる。
Aさん 「落差を作る」というと、例えば「『◯◯するな』と言ってるのに、『◯◯する』」なんかがあるよね。熱湯風呂に落ちるにしてもただ落ちるのではなく、「押すなよ」と振って、その上で押されて落ちるからより大きな笑いになる。
ゴリラ みなみかわさんはそういう細かいお笑い文法を、トーク中に高い精度で入れているんだよね。例えば、スーパー3助さんが誰かの悪口を言い出した時、「そんな事絶対言うな」と対立のポジションを取る。一度そう言って相手を制す事で、「悪口を言う」という行為に「本来絶対してはいけない事だ」という落差を作ってる。結果、スーパー3助さんが悪口を続けた時「より極悪な事を話している」という状況が生まれるんだよね。そうするとスーパー3助さんが言う悪口は同じでも、より強い笑いになる。
Aさん みなみかわさんは自然にやってるけど、これって相手のトークが始まった瞬間に「どんなジャンルの話か」「おおよそのオチはどういうものか」と当たりをつける分析力と、そこから逆算して落差を作るお笑いの創造力が必要だよね。
ゴリラ 今のは一例で、「受け」役に回った時の引き出しがものすごく豊富なんだよね。最近テレビ・YouTube含めて露出を増やしてるけど、誰とカラんでもおもしろくなっている一因でもあると思う。
Aさん 最後になりましたが「伝家の宝刀抜かせんなラジオ」は、今回ご紹介したトーク以外にも「G-1グランプリの裏話」や「スーパー3助さんの、星野ディスコさんへの恨み節」など、毎回おもしろいトークが満載です、是非、ご聴取ください!
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事