『旅サラダ』中丸雄一の代役・勝俣州和のデカ声ロケにSNS湧く!「ファン0人説」も返上か
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三代目JSB・山下健二郎まで困惑させる、勝俣の強引なロケ回し
この日、筆者は『旅サラダ』を寝起きで見ていたのだが、少々圧倒されてしまった。勝俣の声にである。寝ぼけた状態だと、勝俣の元気の圧がひときわ強く感じられる。ロケ先でもスタジオのやかましさそのままだった勝俣の声量。
調べると、勝俣は57歳だ。いつまでも少年みたいだから、いざ数字で表されると驚きが大きい。そろそろ還暦なのにこの元気である。
声だけでなく、ロケ回しの圧も強い。今回はいわき市の漁港を訪れ、同地名物のウニを紹介するという趣旨のようだ。地元の漁師である新田さんに、勝俣が質問した。
勝俣 「新田さん、これは何ですか?」
新田 「これはウニですね」
勝俣 「これはいわき市の名産の、福島で捕れたムラサキウニですね!」
勝俣の声量と新田さんの声量があまりに違いすぎて、新田さんの声がほとんど聞こえないのだ。しかも、望み通りの回答が返ってこないと、自ら正解を発表する合理的な回しである。
終始、このペースでロケは進んだ。用意されたスペースに並んでいたのは、「ウニの貝焼き」。ホッキ貝の上に4~5個分のウニを盛り付けた贅沢な一品だ。このメニューを前に、スタジオゲストの三代目J Soul Brothers・山下健二郎に勝俣は声をかけた。
勝俣 「ゲストの山下君に問題を出したいと思います! 山下君、福島で魚釣ったことあります?」
山下 「あります!」
勝俣 「何釣りました?」
山下 「僕は、そのときは真鯛を釣りました」
勝俣 「福島の海は本当に大きな魚が捕れますから。じゃあ、問題です! このウニの貝焼き、ひとつおいくらでしょう?」
山下 「さっきの質問とまったく関係ない(苦笑)」
ビタイチ脈略がない勝俣と山下の会話。山下は困惑しているのに、圧の強さで構わずロケを進行する勝俣。彼のペースは、タレント相手だけでなく一般の方を前にしても変わらなかった。「ウニの貝焼き」は、係の人がピンセットのような器具を使い、ウニをみっちり盛り付けることで出来上がる。細かい手作業が必要なのだ。
勝俣 「これ、1番気を付けていることはどういうことでしょうか?」
係の人 「(ウニを)傷つけないように」
勝俣 「作業で扱ってるの(ピンセットのような器具)は、医療器具なんですって」
三船 「『ドクターX』みたいじゃないですか!」
勝俣 「“いわき市の米倉涼子”って言われてますから。ねえ!? じゃあ、一言お願いします。失敗することもあるんでしょ?」
係の人 「ありますけど……基本、失敗しないので」
タレントでもなんでもない市井の人に、「失敗しないので」の無茶振りをする勝俣。中丸がレギュラーになって以降、かなりポップになった『旅サラダ』のロケだが、勝俣が担当した途端、一気に殺伐感がマシマシになるのだから感無量だ。
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