綾野剛主演『オールドルーキー』が結局好評、背景にあったガーシーの“ミス”
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綾野剛が主演を務めるTBS系日曜劇場『オールドルーキー』が6月26日にスタートし、初回の平均視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)、7月3日放送の第2話も前週と変わらず11.2%をマーク。まずまずの数字で推移している。
綾野が演じるのは、37歳で引退してスポーツマネージメント企業に入社した、元サッカー日本代表の新町。不慣れな世界に飛び込んだ新町の奮闘が描かれる。
「視聴率はそれなりですが、ネット上での評判は上々。ポジティブな主人公が、愚直に頑張る姿はシンプルに共感を呼ぶもので、老若男女に支持される作品です。物語のテンポもよく、とても見やすいのも好材料。綾野剛さんにとっては、間違いなく代表作になるでしょう」(ドラマ関係者)
綾野剛といえば、暴露系YouTuber“ガーシー”こと東谷義和氏に過去の女性関係の問題や酒癖の悪さなどを暴露されており、この主演ドラマへの影響も懸念されていた。
「一説では、綾野さんの飲酒問題を受けて、サントリーが日曜劇場のスポンサーから降りるのではないかとも言われていましたが、放送ではサントリーのCMも流れていた。“暴露”の影響はなかったということです」(同)
一方、綾野が暴露動画に対して弁明しないことに業を煮やした東谷氏は、綾野だけでなく綾野が所属する芸能事務所トライストーン・エンタテイメントにも矛先を向けている。東谷氏のYouTube動画では、同社の社長に対する批判的な言及も多く、さらにほかの所属タレントに関する暴露をするともほのめかしている。
この動きに対し、トライストーンは6月、公式サイトで<現在、インターネット上で弊社及び弊社所属タレント等の名誉を毀損し業務を妨害する事実無根の投稿が複数なされております。弊社はこのような虚偽の投稿を決して容認できません。従って然るべき法的手続等の対応を行っております>と、“暴露”の内容を完全否定し、徹底抗戦の姿勢を見せている。あるベテラン芸能記者は、こう話す。
「ガーシーがトライストーンを攻撃したことで、逆にテレビ局はスルーせざるを得ない状況になったと思いますよ」
トライストーンには、小栗旬、田中圭、間宮祥太朗、坂口健太郎など、人気俳優が数多く所属している。東谷氏の“暴露”は、当然ながら彼らの活動にも影響する可能性もある。
「テレビ局としては、もしガーシーの件に反応したら、トライストーン全体を“問題がある事務所”としてしまうことになる。そしたら、その所属俳優の出演作について、それぞれなんらかの対応をしなくてはならなくなる。それはあまりにも影響が大きすぎます。それこそ、事務所全体で違法行為を行っていたというのなら対処せざるをえないでしょうが、ガーシーの“暴露”は真偽が不明な上、もしも本当だったとしても、正直スルーできるレベル。しかも、トライストーンが徹底抗戦の姿勢を見せている以上、テレビ局はそこに乗っかるほうが明らかにリスクが少ない。綾野剛1人だけを攻撃対象とした“暴露”だったら、こうはなっていなかったかもしれませんが」(同)
東谷氏は、NHK党から参院選比例代表で立候補しており、NHK党もトライストーンを糾弾している。
「NHK党は、トライストーン本社前で街頭演説をするなど、かなり直接的な動きをしており、とにかく話題作りに躍起になっている。メディアとしては公平性を保つという名目もあるので、NHK党やガーシーの主張に対応する必要がないという状況でもある。ガーシー周辺の動きは確かにセンセーショナルではあるんですが、ダメージを与えているとは言い難い状況だと思います」(同)
今後、東谷氏の綾野剛に関する暴露はさらにエスカレートしていくのか。そして『オールドルーキー』の好評ぶりはさらに高まっていくのか──? 両者の動きに注目だ。
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