朝日奈央&菊地亜美は「野武士」勢力、群雄割拠の女性タレント“戦国分析”がリアルすぎた!
#菊地亜美 #朝日奈央 #島崎和歌子 #週刊さんまとマツコ
【忍】、MEGUMIとこじるりの忍びっぷりがスゴい
最後に紹介されたポジションは、「忍」であった。
・“七変化のウイカ”ファーストサマーウイカ
・“人斬りのMEGUMI”MEGUMI
・“隠密の若槻”若槻千夏
・“八王子の傾奇者”フワちゃん
・“不死身のこじるり”小島瑠璃子
・“浪速の通販商人”アンミカ
「忍」の顔ぶれを見ると、まるで『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)と『トーククィーンズ』(フジテレビ系)のスタジオだ。
というか、「忍」はやはり忍者だった。MEGUMIは「大奥」YOUのスタイルを踏襲している感があるし、時に小池栄子と共に女優へトランスフォームしたりもする。小池はすでにこの分布図に登場するにはふさわしくない女優になったが、MEGUMIもいつそちら側へ転生するか、油断禁物の曲者である。こじるりは指原とベッキーの中道のスタイルを歩んでいたが、『キングダム』作者・原泰久との略奪愛が囁かれると、いきなり気配を消して中国行きの謀りを本格化させる身軽さに驚いている。
フワちゃんとアンミカはまったく忍んでいないものの、フワちゃんの“八王子の傾奇者”というキャッチフレーズからは新時代を感じるし、アンミカの「忍」でありながら「大奥」に見える変幻自在さからは規格外を感じてしまう。
朝日と菊池の行き着く先として、最も現実味が高いのはここだろう。なぜなら、「忍」は「野武士」が上級職にクラスチェンジしただけだからである。今回の番組を見て実感したが、なんだかんだでこの2人は平場が強い。こんな企画にお呼ばれしても、躊躇なく負け役を担えるのも彼女たちの強さだ。
その一方で、ベッキーや熊田曜子、あびる優あたりは今回の勢力図に登場する気配もない。芸能界は激流であり、諸行無常である。
【傭兵】のノブコブ吉村に憧れる朝日奈央
番組のエンディングで、朝日が芸能界における目標を発表した。
朝日 「ここにはいないんですけど、ノブコブの吉村さん(平成ノブシコブシの吉村崇)みたいなポジションに憧れてて。スタジオの端のほうにいらっしゃるんですけど、番組自体を牛耳ってるというか。“最強の三番手”みたいな」
マツコ 「私たち、吉村が牛耳ってるところを誰も見たことないんだけど(笑)」
川島 「あいつが空間を操ってたこと、1回もないですよ(笑)」
気軽に呼ばれ、気軽に切られる「野武士」を自称した朝日と菊池。そして、本人も『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で口にしていたが、吉村は芸能界の「傭兵」である。芸能界の大名の番組に馳せ参じ、その場その場の空気を読み、求められた仕事を遂行する仕事人。「野武士」と「傭兵」は、呼び方が違うだけで、仕事内容はまったく同じである。そして、なんだかんだ今回もきっちり結果を出した朝日&菊池。2人から、「野武士」の凄みを感じている。
「野武士」朝日の目指すところが、皮肉にも平成「ノブシ」コブシだったという物語のような着地点。素晴らしい回収だ。やはり、彼女は性根から「野武士」なのか? 運命を感じるほどである。
群雄割拠の女性タレントを戦国時代になぞらえた今回。まるで、往年の『カノッサの屈辱』(フジテレビ系)みたいだった。「野武士」ならびに「傭兵」が不可欠な企画だ。
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