工藤静香、テレ東の“大物歌手扱い”に賛否のワケ「需要あるの?」
#工藤静香 #FNS歌謡祭 #テレ東音楽祭
歌手の工藤静香が、6月22日に放送された『テレ東音楽祭2022夏~思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発~』(テレビ東京系)に続き、7月2日放送の『THE MUSIC DAY 2022』、同13日放送の『2022FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)にも出演することがわかった。異例の“大型音楽特番ラッシュ”にファンが沸く中、ネット上では「また工藤静香が出るの?」と疑問の声も少なくないようだ。
今年がソロデビュー35周年のアニバーサリーイヤーである工藤は、同20日にセルフカバーアルバム『感受』をリリースする。加えて、同23日から全国7カ所を回る全国ツアーもスタートするため、音楽番組でのプロモーションにも意欲的だ。
『テレ東音楽祭2022夏』では、自身のヒット曲「嵐の素顔」「MUGO・ん…色っぽい」「慟哭」をメドレーで、さらに新アレンジでの「恋一夜」を披露。過去のお宝映像を見ながらの単独インタビューでは、「『黄砂に吹かれて』(を歌っていたの)が今の次女の年齢で、『メタモルフォーゼ』が長女の年齢だなって、重ね合わせて見ちゃったり(笑)」と、すかさず長女・Cocomiと次女・koki,の話題を絡める場面も見られた。
テレ東音楽番組の出演が23年ぶりだったこともあり、テロップなどで「工藤静香が初登場!」などとしきりに煽っていた同番組。30日に開かれた同局定例社長会見では、斎藤勇総合編成局長が「23年ぶりに工藤静香さんにもご出演いただき、大きな話題となりました」と発言し、手応えを感じている様子だった。
しかし、ネット上では「青春時代に工藤静香を聞いてたから、懐かしい歌に胸が熱くなった」「しーちゃんは今でもちゃんと歌がうまいし、いつまでもお美しい」「本当に名曲ばかりで、歌声も素晴らしい」と賛辞が相次ぐ一方で、「なんで大物歌手扱いなの?」「番組がこんなに煽るほど需要あるの?」と疑問視する視聴者や、「明らかに懐メロ歌手の扱いじゃないし、ジャニーズへの忖度としか思えない」と、TOKIO・国分太一が司会を務めていることと、工藤が木村拓哉の妻であることを関連づける声も散見された。
なぜ、彼女はここまで賛否が分かれてしまうのだろうか。もちろん視聴者の“好き嫌い”はあるだろう。だが、多くの視聴者が素直に「大物歌手」として受け止められない背景には、工藤がライフワークにしているインスタグラムも多少は関係しているのかもしれない。
工藤がデビュー30周年を記念して、公式インスタグラムを開設したのは2017年1月。当時のメールマガジンでは、“娘がアカウントの登録を行ってくれた”と明かしつつ、「問題があったら直ぐ辞めます!」と宣言していた。以来、自身の写真や手料理、愛犬、自宅のガーデニングなどを投稿。すると、“キムタクの私生活”の一片が垣間見えるとあって、更新のたびにニュースメディアが飛びつくようになった。
しかし、当時はほかの“ジャニーズ妻”が私生活をあまり見せない中で、煌びやかな私生活を明け透けにする工藤を疑問視する声が続出。加えて、おそらく本人は意図していないであろう、投稿の端々に漂う“マウント”的な圧力や自己主張の強さに対し、否定的なネットユーザーも少なくなかった。また、工藤がインスタグラムを更新するたびに、多くのジャニーズ御用メディアが「プロの料理のよう」「憧れのママ」などと過剰に持ち上げたことで、“ツッコミ待ち”の状況を作ってしまったようにも見える。
なお、工藤は35周年記念として、23日までに新たにTikTok公式アカウントを開設。こちらはマネジャーが更新の管理をしているようで、現時点ではマネジャーが撮影した仕事中の姿だけが投稿されている。
7月から始まる全国ツアーは、『テレ東音楽祭2022夏』出演の効果もあってか、長野、福島を除く5カ所がすでに完売(6月30日時点)。これを見る限り需要の高さが窺えるが、『THE MUSIC DAY 2022』『2022FNS歌謡祭 夏』出演時には、またしても賛否が飛び交ってしまうのだろうか……。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事