庄村聡泰(ex-[Alexandros])、『乃木坂スター誕生!LIVE』昼夜公演と二郎を食し1部楽曲を解説
#ショウムライター
今も色褪せない珠玉の名曲たち…!
「MUGO・ん…色っぽい」
→工藤静香の楽曲。88年リリース。目と目で通じ合うサビが余りに有名であり何と作詞は中島みゆき。
「はいからさんが通る」
→南野陽子(通称ナンノ)の楽曲。87年リリース。西野カナ「トリセツ」のルーツはこの歌詞にあるのではないかと思っています私も晴れた空が好きです。
「淋しい熱帯魚」
→Winkの楽曲。89年リリース。思慕いと書いて”おもい”と読ませるだなんて。作詞の及川眠子は「残酷な天使のテーゼ」を書いた御仁でもあります。
「かけめぐる青春」
→ビューティ・ペアの楽曲。76年リリース。こちらのユニットは歌手ではなく、女子プロレスラーのタッグチーム。おっさんの世代(アラフォー)はダウンタウンがごっつええ感じでやっていたパロディコントでよく聴いていた筈。
「タイミング ~Timing~」
→ブラックビスケッツの楽曲。99年リリース。男女混合5人組バンド「Klang Ruler」のカバーでリバイバルヒット。同じく男女混合4人組バンド「フレンズ」がカバーしたバージョンもこれまためちゃ良い。おっさん世代にはウリナリの曲としてお馴染み。
「17才」
→森高千里の楽曲。89年リリース。こちらの森高バージョンはカバーであり、オリジナルは南沙織。サビらしいサビがなく(AメロBメロ変則AメロもしくはAメロサビ変則Aメロと言う展開)、譜割りも超独特。「銀杏BOYZ」のノイズまみれ激烈カバー版も是非。
「勝手にしやがれ」
→沢田研二(ジュリー)の楽曲。77年リリース。おっさんはこの曲歌詞を見なくても歌えます(勝手にしやがれと言う情報)。
「ハイスクールララバイ」
→イモ欽トリオの楽曲。81年リリース。冒頭のチッチキチッチキ音は作曲者である細野晴臣が当時在籍していたYMOの楽曲「ライディーン」からのセルフパロディ。んでもって作詞は松本隆なのではっぴいえんどのベースとドラムが作った曲と言う事になる。個人的にはYMOも然りだが「Devo」の「Whip It」の方がより近いと思うんだよなあ。
「DESIRE -情熱-」
→中森明菜の楽曲。86年リリース。作詞は阿木燿子。後述する山口百恵「プレイバック part 2」の作詞もこちらの御仁。当時の歌詞カードには「※このレコードは可能な限り大音量でお聴き下さい。」との一文が添えられていた。すげえな。
「ラムのラブソング」
→ 松谷祐子の楽曲。82年リリース。改めて聴き返すとつくづくこのテクノとトロピカルとアイドル歌謡のごった煮感、狂った曲だよなあと思います。これと松浦亜弥の「Yeah! めっちゃホリディ」は言わば聴く闇鍋です。
「プレイバックPart2」
→山口百恵の楽曲。78年リリース。先述の通り作詞は「DESIRE -情熱-」を手掛けた阿木燿子で作曲は宇崎竜童(「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ですね)。百恵ちゃんの黄金期を支えたこの作詞作曲家のコンビ、実生活では御夫婦。サビ頭の「馬鹿にしないでよ」の一節は制作スケジュールの無茶振りに対する怒りから。因みに「プレイバックPart1」という楽曲もアルバム収録曲として存在する。
「守ってあげたい」
→松任谷由実(ユーミン)の楽曲。81年リリース。元々は薬師丸ひろ子主演映画「ねらわれた学園」の主題歌として書き下ろされたもの。こちらの監督である大林宣彦は原田知世主演の「時をかける少女」の監督でもあり、原田知世が歌唱した主題歌の「時をかける少女」の作詞作曲もユーミン。先日の「新・乃木坂スター誕生!」で小川彩がパフォーマンスした事が記憶に新しいか。
「君は天然色」
→大瀧詠一の楽曲。81年リリース。作曲も同氏。作詞は先述の「ハイスクールララバイ」を手掛けた松本隆なのでこちらははっぴいえんどのボーカルとドラムの共作と言う事になる。歌詞は早くして亡くなった松本の妹に宛てて書かれたものでありサビ頭の「想い出はモノクローム」とは妹の死によって世界が色を失ったと言う心情に由来する。
「セーラー服と機関銃」
→薬師丸ひろ子の楽曲。81年リリース。作曲者の来生たかお名義の異名同曲「夢の途中-セーラー服と機関銃」と言う楽曲も存在し、こちらをおっさんはよくカラオケで歌っています(再びの勝手にしやがれと言う情報)。
「渡良瀬橋」
→森高千里の楽曲。93年リリース。作詞も本人。何とドラムも本人。
「ラーメン二郎横浜関内店」
→関内駅のラーメン店。04年オープン。人気メニューは汁なし。粉チーズとニラキムチをトッピングすると更にウマイ。しばしば並びが爆裂するのでお時間には余裕を持って。
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