『相棒』に寺脇康文がまさかの復活! 水谷豊との“不仲説”まで生んだテレ朝の本気度
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テレビ朝日を代表するドラマ『相棒』シリーズ。2000年から始まった単発作品を合わせると、すでに放送開始から22年目を迎え、今年10月からはいよいよシーズン21がスタートする。
その新シリーズで”新相棒”となることが発表された寺脇康文の“復帰”が話題になっている。
「4代目の相棒を演じた反町隆史さんが卒業することになり、新しい配役が注目されていました。メディアでも向井理や稲垣吾郎のほか、福士蒼汰、中村倫也、松坂桃李、さらには仲間由紀恵などさまざまなタレントの名前が出て憶測合戦が繰り広げられていましたが、結局は寺脇さん演じる“初代相棒”の亀山薫が14年ぶりに復活することに。寺脇さんの復帰はどのメディアでも予想できなかったもので、サプライズとして大きな話題となりました」(スポーツ紙記者)
寺脇の抜擢に世間が驚いたのも無理はない。週刊誌などで、『相棒』は主演の水谷豊と寺脇に“因縁”があると報じられ続けていたからだ。
「『相棒』は水谷さんがプロデューサー的な役割も兼ねていて、細かな演出や演技などを共演者に要求します。今やテレ朝を代表する人気ドラマのため、座長の水谷さんの意向にスタッフも意見することが難しくなった。そんな中でも、寺脇さんは自身の演技論や演出案を提案し、水谷さんとぶつかることも多かったようです。そういった経緯もあり、寺脇さんが降板した際には水谷さんとの関係が悪化したからだ、とも報じられていました。過去には、出演者の結婚式で相棒メンバーが揃ったことがあったものの、寺脇さんの姿はなく、水谷さんとの決裂が決定的だと囁かれたことも」(民放関係者)
なぜ今回、そんな噂もあった寺脇に白羽の矢が立つことになったのか?
「水谷さんからの提案だったと言われてます。反町さんの降板が決まってから、テレ朝の重役を含めて水谷さんと寺脇さんの会食が何度か持たれたようです。その中で、水谷さんから相棒の今後に関する構想も明かされたとか。寺脇さんは、重要な局面を迎えるシリーズで再び自分を相棒に選んでくれたことに感激し、オファーを受ける決意をしたそうです。
そもそも、各誌で報じられていた水谷さんと寺脇さんの不仲説も誤報だったと言われています。テレ朝が情報を厳重管理しているので、週刊誌も裏側を取材することができなかった。憶測を元にしていた記事ばかりで、これも水谷さんが情報統制を徹底させていたからだと言われています」(民放関係者)
今回の寺脇の起用は、万が一にも情報が漏洩しないよう、厳重な体制を取られていたという。
「『相棒』に関しては、一部の撮影現場も含めてテレ朝内部でもトップシークレットとなっている。今回、新しい相棒について各週刊誌が憶測を連発したのも、徹底した情報統制が敷かれており、ネタが入ってこなかったからでしょう。これは水谷さんが指示しているもので、情報が少しでも漏れたら大問題になる。テレ朝では、『相棒』に関することは“最高機密”として扱われていますよ」(民放関係者)
しかし、そんな水谷も70歳となる高齢に。『相棒』シリーズの終活も囁かれているという。
「『相棒』が最終回を迎えるタイミングは、水谷さんと番組の統括プロデューサー、そしてテレ朝の“ドン”と呼ばれる早河洋会長の3人しか知らないと言われています。一方で、水谷さんの年齢も考慮しつつ、初代相棒の寺脇さんが“復活”したこともあり、テレ朝社内では『相棒はこれで終わる』という話で持ちきりです。ドラマを終わらせるかどうかも水谷さんの一存と言われている中で、スタッフたちも疑心暗鬼となっているのかも」(民放関係者談)
長らく高視聴率をキープしてきた『相棒』シリーズ。それも、水谷豊の“支配”があってこそなのかもしれない。
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