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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『旅サラダ』中丸の代打にまっすー登場!
『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #11

『旅サラダ』コロナ欠席の中丸雄一、代役は“親友”NEWS増田貴久! 男の友情がアツかった

「あゆ」にまつわるボケをドンドン出していく増田

 どうやら、増田が鮎釣りに挑戦するらしい。竿を握る直前、彼はイラストを描いたスケッチブックを公開した。そこには、人面魚ならぬ人面鮎が描かれ、さらに「鮎レディ~~ ARE YOU READY!?」なる一文も書かれている。

「ARE YOU READY!?  アリ~ナ~~! アリ~ナ~~!」(増田)

 鮎だけに、あゆ(浜崎あゆみ)をぶっ込む増田。朝から声は出ているようだ。犀川に響き渡る、朝イチの「アリ~ナ~~!」。ちなみに、『旅サラダ』テーマ曲であるF-BLOOD「君を探しに」の歌詞「Wake up! Hey! Are you ready?」とも密かに掛かっている。なんだかんだ、増田は用意周到だ。

 気合十分なのはわかった。しかし、中継時間の関係でスタッフからは「4分で釣れ」という指示が……。

神田 「持ってるか持ってないか、ここでわかるね」
増田 「持ってるか持ってないかとか、やめてください」

 持っていたとしても、彼は違うものを持っているタイプだ。酷なプレッシャーである。さらに、スタジオからはリクエストが続出した。

勝俣 「あゆの歌とか歌えばいいんじゃない?」
増田 「……かがやきだした、ぼくらをだれ~が!♪」

 鮎釣り中継で、急に大声であゆを歌い始めた増田。突然の声量のあゆ違いだ。あまりにもなバラエティー慣れに爆笑したが、釣りで1番やっちゃいけないやつでもある。釣れなくて歌いだし、より一層、鮎が逃げまくるという最悪な美声。高音が迷惑だし、釣り人に迷惑。あと、「Boys & Girls」という選曲が世代丸出しである。

 スタジオから振られたことを全部やり、「あゆ」にまつわるボケをドンドン出していった増田。結果は散々だった。泳ぐ鮎に「やべえ奴が来た」と思われたか、4分間で釣ることはできなかった模様。隙あらばボケていったのは増田らしいが、ひどい“あゆボケ”の連発に、向井亜紀からは「こういう人だったんだ」と言われる始末である。

 増田が鮎を釣れなかったため、実際はどんなふうに釣れるのかを前撮りしたVTRへ差し替えられるという、残念な展開に突入。つまり、まだ時間に猶予はあるということ。VTR終了後、突然、増田にスイッチが入った。

「あ、釣れたかな? 釣れたかも!?」(増田)

 川に入りっぱなしだった竿を手に、意気上がる増田。彼は竿を上げた。カメラが竿先にズームしていくと……何もなかった。ボウズだ。

三船 「綺麗な毛針だ」
増田 「……」
勝俣 「浜崎さんに謝ったほうがいいですね」

 ビタイチ手応えがないのに「釣れたかも!?」と大げさに振り、毛針のアップ後に「ボケました」の顔を見せず、無言の背中で余韻を伝えた増田は手練だった。さらに、「綺麗な毛針」という風流なコメントで余韻を大きくする三船プロ。とうとう、スタジオの面々も増田の扱い方に気付いたようだ。チームプレイだ。

「おいしい!」しか言えない、増田の鉄板食レポ

 その後、増田は犀川の近くにある料亭にお邪魔した。ここで鮎料理をいただくのだ。

 嫌な予感がする。彼にとって、食レポは“苦手な仕事”のベスト3に入るはず。「ゴチ」での有様を見ていればわかる。

女将 「鮎の塩焼きでございます。普段はご用意してないんですが、増田様から依頼されたということで特別にご用意させていただきました」
増田 「いただきま~す。……あぁっ、おいしい! スゴい。香りが。いいですね、おいしい。そして、こちらは?」
女将 「鮎の季節の香り揚げでございます」
増田 「いただきます。……うわーっ、おいしい」

 相変わらずだ。鉄板の、「おいしい!」しか言えない食レポ。語彙力を気にさせないテンション頼りの感想は、「ゴチ」での場数のたまものか? ここまでくると、「おいしい!」のひとつ覚えに安定感さえ感じる。

 さらに、まだ9時半なのに鮎と一緒にお酒まで飲み始める始末。ミシュラン2つ星の料亭で、つなぎを着ながら日本酒をいくジャニーズだ。

増田 「くぅ~~~~~~! 最高ですね(笑)」

 やりたい放題である。中丸の代役でおいしい鮎とお酒まで堪能する増田。「くぅ~~!」を言ったときの表情は、ハッキリと昇天していたと思う。

 というわけで、今回のリポートは終了。最後は、みんなで恒例の雄叫びだ。

「それでは皆さん、いきますよ? せ~のっ、発掘!ニッポン、なかまる印ー!」(増田)

 なんだかんだ、最後は「なかまる印ー!」とコールした増田の全うぶりがエモい。どうやら、彼のリポートは好評だったらしい。

神田 「今日は、『ますだ印』だったけどねえ」
勝俣 「まっすー、いいですね。明るくて(笑)」
神田 「いいね。中丸、危ないかもな(笑)」

 今、まさに番組を見ているであろう中丸をいじる『旅サラダ』のスタイル。こっちはこっちで、中丸の存在感を際立たせるやり取りだ。神田が“さん付け”ではなく「中丸」と呼び捨てにしたあたりに、2カ月のレギュラー歴で培われたファミリー感が伝わったというか。

 増田は増田で、「あくまで自分は代打」というスタンスだったことも印象に残った。神田から「来週からはずっと増田君になるの?」と振られても「そうなんです!」ではなく「これから何かあれば呼んでください」と返答した気遣い。この辺は、絶妙なバランス感覚だった。中継のラストでは、Tシャツに書かれた「なかまる」のロゴを指していたし。まさに男の友情か。

 筆者の感想としては、増田は完全に爪痕を残した。特に、釣りしながらのあゆ。『旅サラダ』的に、いい意味で“ちょうどいい”人選だった。

 翌26日の「シューイチ」を、中丸は欠席。その際、番組内では中丸のコロナ陽性が発表された。気になったのは、『旅サラダ』で中丸の状況が言及されなかったことである。ずっと、うやむやだったのだ。あれはない。特に、『旅サラダ』はテレビしか見ない視聴者層も多いはず。ちゃんと欠席の理由を伝えないと、「何かあった?」と勘繰る人も出てくるのでは。

 さて、本日の「なかまる印」は福岡からの中継とすでに発表済みだ。同じく本日放送される『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)の告知では、KAT-TUNのアーティスト写真から中丸が消えているため、今回の中継も彼はお休みだと推測できる。さて、代役は一体誰か? ここにきて、亀梨和也or上田竜也の起用はあるのだろうか?

 もちろん、この際である。中丸にはしっかり体を休めてほしい。

 

<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>
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6月18日放送回:『旅サラダ』中丸雄一のホタテ神展開と、ラッシャー板前へのリスペクト

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寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/07/02 06:00
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