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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『ひなあい』若林の“推し贔屓”
「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #2

『日向坂で会いましょう』はオードリー若林の“推し贔屓”&丹生明里の「ニムーブ」炸裂!

『ひなあい』/MV撮影の裏で丹生明里の「ニムーブ」が炸裂!?

『日向坂で会いましょう』では、「7枚目シングルカップリング「飛行機雲ができる理由」MV解説!」をオンエア。これまでも「青春の馬」「君しか勝たん」「ってか」と行ってきた人気企画のひとつで、メンバーそれぞれMVが流れている最中に見どころをおすすめしていく。表には出ていないエピソードが飛び出すことも多く、MVをより深く楽しむことができるのが本企画の見どころだ。

 過去の3作品では撮れ高の都合上、MVを全部放送できなかったが、今回はキャプテンの佐々木久美がある作戦をもってきたと豪語。佐々木(久)の“あえてMVを見るだけ”というその秘策に、オードリーの若林正恭は「スペースシャワーTVじゃねぇか」とツッコミ。誰もストッピングをせずに、MVをただ見ているだけという映像は異様な光景だった。

 MV解説は今回も見どころが満載だった。序盤の小坂菜緒がカメラを構えているシーンでは、久しぶりに若林の推し贔屓が見られて懐かしかった。3番組見ていても、MCがここまで自分の推しを強烈にアピールしているのって、『ひなあい』だけではないだろうか。

 渡邉美穂が登場するシーンで、佐々木(久)からハンバーグ師匠に似ているというイジられた話や、影山優佳のガニ股シーンなど序盤から面白いエピソードが飛び出していたけれど、潮紗理菜の撮影時間が5分のみで、髪の毛での出演というなんとも言えない残念なエピソードも。高瀬愛奈に関しては、1日目に出番がないのに、集合だけさせられるというもっと可哀想なエピソードも飛び出したが、実はテロップで1日目に出演していたことが発覚。これを聞いて「それは盛ってるで!」と言いたくなってしまったのは、筆者だけではないはず……。

 MVの後半も盛りだくさんの内容で、特に齊藤京子が指摘した丹生明里の変な動きは、想像を遥かに超えていて、それがまた愛おしい。他のメンバーは自然にノリのある動きをしているのに、丹生だけ早送りしたかのようなスピード感で、「ニムーブ」という単語の命名も絶妙だった。

 MV中にPTAの役員が混ざっているという富田鈴花の問題に対しては、若林が最年長の佐々木(久)をイジるという定番の流れも。70年代がモチーフになっているということで、イギリスの女優であるツイッギーの髪型を参考にスタイリングされた松田好花が、あまりにもPTA役員の貫禄だった。

 余談だが、このMVは渡邉の卒業前ラストのMVということで、「全員揃っての最後のダンスシーンを見てほしい」という渡邉の思いにじんときた。これから22人揃ってのライブや番組収録もわずかだろうし、しっかりと見届けたい。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2022/07/11 16:17
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