『夜会』岩本照が肉体派全開!ジャニーズは「バラエティ班戦国時代」
#山田涼介 #Snow Man #岩本照
6月23日放送のバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に、Hey! Say! JUMP・山田涼介とSnow Man・岩本照がそれぞれ別の企画でゲスト出演。この放送後、Twitterでは「#THE夜会」が日本トレンドの3位に浮上した。
山田は、司会の嵐・櫻井翔と有吉弘行が“絶対食べたくなる”料理を届ける新企画「YakaEats」に登場。芸人・とにかく明るい安村とともに海釣りに挑戦し、東京湾で漁期が1年に1カ月間程しかない“白子が入ったショウサイフグ”の獲得を目指した。
ゲーム実況系YouTuber「LEO」としても活動する山田だが、釣り経験を問われると「やってないんです。僕、すっごいインドアで。陽を好まないタイプ」と未経験であると告白。序盤では「木村さんは100%釣ります」とジャニーズの先輩・木村拓哉を意識したコメントで意気込むも、結局、釣果なしのままロケが終了。「俺は凡人だ。木村さんには俺はなれない。無理だ、俺は山田だからな……」と哀愁漂う発言でスタジオの笑いを誘った。
一方の岩本は、友人であるゴールデンボンバー・樽美酒研二と「夜会ハウス」に登場。2人は同局スポーツバラエティ特番『SASUKE』で共演しているが、櫻井から「舞台の本番、コンサート、SASUKE。どこにピークもっていってるの?」と聞かれた岩本は「『SASUKE』の本番にピーク合わせます」「軸足は常に『SASUKE』」と断言。「日常の中にあるものが、『SASUKE』のエリアに見えてくるんですよ」と没頭ぶりを明かし、実際に「夜会ハウス」のクローゼットを利用して“指懸垂”を披露していた。
前者の山田に対し、ネット上では「フグが釣れずに拗ねてる涼ちゃんがかわいすぎる」「安村さんと涼ちゃんの相性めっちゃいいね。安村さんが強めで来るから、涼ちゃんの“Sっ気”が冴えわたってた」「釣れなくて残念だったけど、サボってる安村さんに『竿を持て、安村!』って叫んだり、クールな涼ちゃんらしさが出てた」などと好意的な声が続出。
岩本に対しては「軸足が『SASUKE』って、ひーくんジャニーズだよね(笑)」「ひーくんの“SASUKE脳”が炸裂してた!」「楽しそうに懸垂するひーくんに狂気を感じた(笑)」「研二くんと『SASUKE』トークを繰り広げるひーくん、ニコニコしてて楽しそうだったなあ」といった声が集まっていた。
ジャニーズアイドルの王道キャラで知られ、俳優業がメインでありながらバラエティもそつなくこなす山田と、フィットネス雑誌「Tarzan」(マガジンハウス)の表紙をたびたび飾るほどの肉体派で知られる岩本。今回の『THE夜会』は、ジャニーズが擁する“キャラクターのバリエーション”の豊富さを感じざるを得ない回だったといえるのではないだろうか。
バラエティ番組で活躍するジャニーズは多い。しかし、その中でも現在、頭一つ抜けた存在と言われているのが、ジャニーズの先輩をイジるモノマネでブレークしたA.B.C-Z・河合郁人だ。
バラエティ対策として、注意点などをまとめたメモを作成するほど勉強熱心な河合は、ダウンタウン・松本人志から一目置かれるほど。『ワイドナショー』(フジテレビ系)でもたびたび共演しているが、2020年11月放送回では、これまでタブーな空気が漂っていた“ジャニーズイジリ”を、河合の芸風が「アリ」に変える可能性があるとして、松本が「河合はすごい頑張ってると思う」「ジャニーズの内部から緩和させていってる」と称賛する場面もあった。
さらに、独特なセンスを持つ天然キャラでありながら、端々に“勘の良さ”が漂うKing & Prince・岸優太も、TOKIOのロケ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の大型企画「新宿DASH」のレギュラーに抜てきされるなど、バラエティで台頭。『VS魂』(フジテレビ系)で岸と共演中の嵐・相葉雅紀も、「どこまでがホントの岸くんなのか、どこからがフィクションの岸くんなのか(わからない)」とつかみどころのない岸に魅力を感じているようで、「(自分は)岸くんのファンですよ」と発言していた。
このほかにも、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(同)の“水着が溶けるドッキリ”以降、“全裸OKのジャニーズ”として確固たる地位を築いたSexy Zone・菊池風磨や、上智大卒の高学歴キャラを生かし、クイズ番組で活躍するSnow Man・阿部亮平などもメディア露出が増加。
そしてニッチなところでは、「サウナ・スパプロフェッショナル」の資格を取得するほどの“サウナー”として知られるHey! Say! JUMP・有岡大貴。彼は、6月19日放送の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)でサウナの魅力を存分に伝えていたほか、過去には有岡初の地上波冠番組『サウナ有岡』(テレビ東京系)が放送されたことも。このように、ジャニタレたちは“キャラ被り”を避けるかのように、それぞれが得意分野を見出しつつ、限られたバラエティ枠を獲得しているのだ。
とはいえ、バラエティ番組は通常、“ジャニーズ枠”があったとしても一枠が限界であり、最近のお笑いブームによって芸人以外のゲストを呼ぶ必要がない番組も多い。そのうえ、関西ジャニーズJr.時代、お笑い色の強い企画番組で散々鍛えられたなにわ男子が昨年デビューしたこともあり、ジャニーズ内の“椅子取りゲーム”はますます激化しそうだ。
ジャニーズであることに驕らず、独自路線を確立しているジャニタレたち。ジャニーズバラエティ班にとって戦国時代といっても過言では状況の中、河合に追いつけるエリートは現れるのだろうか。
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