ペヤングの“創作系”焼きそばがアツい! きんぴらにジャーマンポテト、ワールドワイドな3品
#カップ麺 #カップ焼きそば #ペヤング #カップ麺一行3昧
もはやスキなし!「ペヤング きんぴら風やきそば」
最後に紹介するのは、「ペヤング きんぴら風やきそば」214円(税別)。「きんぴら風」とのことで、ペヤングさん、ドイツから堂々と凱旋帰国してきました。いや、ジャパンツアーで来日かもしれません。ごぼう、ニンジン、キャベツのファンシーな絵が描かれた、ずいぶんとかわいいパッケージデザインとなっています。カップ焼そばで「きんぴら風」という発想はブッ飛んでいますが、普通に創作系焼そばとしておいしそうですよね。
うどんなど和風カップ麺や、最近増えてきたもつ鍋風のカップ麺ではごぼうが使われることがありますが、カップ焼そばでごぼうはとてもめずらしく、さらにそれが「きんぴら」となると、おそらくカップ麺では初なのではないでしょうか。
きんぴら風の醤油味ソースに、いつものペヤングの麺と、ごぼう、ニンジン、キャベツが合わせられています。ソースはまごうことなき「きんぴら風」で、甘い醤油味にごぼうの風味をしっかり効かせています。どう見ても、誰が食べてもきんぴら味としか思えない再現性の高さ。
先ほど、ペヤングはソースの作りが甘いと書きましたが、「ジャーマンポテト風」と「きんぴら風」はあまりに完璧すぎて、中の人が別人になったのではないかと疑いたくなります。ペヤングさん、遅刻しそうな食パン少女と曲がり角でぶつかったりしてないですよね? きっとその少女はものすごく料理上手なはずです。
具として、ごぼうとニンジンが入っており、ソースだけではなく具もきんぴららしく仕上げられています。どちらも量がたくさん入っており、ごぼうのちょっとかたい食感が、きんぴららしさをさらに高めていました。
もちろんキャベツも入っており、ペヤングらしさも両立。「ジャーマンポテト風」ではベーコンにツッコミどころを残していてくれたペヤングでしたが、「きんぴら風」にはそのスキすら見当たりませんでした。ちなみに、粒ごまをふりかけるとさらにきんぴららしくなっておいしくなります。
ペヤングの“本格志向”が高まっていく?
世界を股にかけるペヤング3品をレビューしましたが、「ジャーマンポテト風」と「きんぴら風」のソースの再現性は、もはやこれまでのペヤングとは別人レベル。今後のペヤングがさらに本格志向に向かっていくのは間違いなさそうです。
まじめに振れば振るほど、たまに見せる別の顔――「GREATBOSS」シリーズとか――の威力が増すので、今後もペヤングには、真面目系とブッ飛び系の二面性を期待したいと思います。
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