ペヤングの“創作系”焼きそばがアツい! きんぴらにジャーマンポテト、ワールドワイドな3品
#カップ麺 #カップ焼きそば #ペヤング #カップ麺一行3昧
ツッコミどころは“謎肉”ベーコン?「ペヤング ジャーマンポテト風やきそば」
続いては、「ペヤング ジャーマンポテト風やきそば」214円(税別)。イタリア(?)に続いて、ペヤングさんはついにドイツにまで手を広げてきました。具にポテトを使用したペヤングはこれまでに何度か出ていましたが、「ジャーマンポテト風」は初となります。
ジャーマンポテト風の塩味ソース、いつものペヤングの麺と、皮付きポテト、ベーコン、キャベツを組み合わせています。特にジャーマンポテト風のソースはベーコンや玉ねぎの風味と胡椒を効かせて再現性が高くて驚き。先ほどは気になったペヤングの油揚げ麺の匂いは、この商品では胡椒によってうまく消されていました。
ペヤングといえば、ブッ飛んだ発想とともに、価格のわりにボリュームたっぷりの具が特徴。一方で、ソースは良くも悪くも作りが甘く、そのツメの甘さもペヤングらしくて愛すべき点なのですが、今回は誰が食べてもジャーマンポテトだと思える味でした。ペヤングらしからぬ再現性の高さが楽しめます。
皮付きポテトは食感、味ともしっかり本格的で、皮特有のほろ苦さまで感じられます。ソースに負けず、ジャーマンポテトの再現が完璧。イッヒリーベディッヒ! アイネクライネナハトムジーク! ブロッケンJr! ありったけの知っているドイツ語を思わず叫びたくなるレベルでした。
他に、ペヤングの特徴的な存在であるキャベツも入っており、ジャーマンポテトとペヤングがしっかり融合しています。ペヤングなのにここまで完璧な味でいいのでしょうか? ペヤングのアイデンティティが心配になります。
ツッコミどころがあるとすれば、ポテトとともに入っているベーコン。カットが細かく、色味も薄いので、言われなければ、いや言われたとてベーコンとは思えません。食べてみてもベーコンの風味はあまり感じられず、なんとなく肉の旨みが感じられる程度。
以前に、「ナポリタン風」や「カルボナーラ風」でも入っていたベーコンですが、これ、ペヤング版の「謎肉」なのではないかと思っています。正体不明度で言えば、タネを明かしている本家・日清食品版より謎だらけに映ります。ツッコミどころを残してくれるのがペヤングの良心かもしれません。
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