『佐久間宣行のANN0』ロバート秋山、マルチ商法の本職からスカウトを受けていた
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こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第73回目。今回は2022年6月16日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』でのロバート秋山さんとのゲストトークをご紹介。
コント番組『はねるのトびら』について話す中で、話題はマルチ商法を題材にした名物コント「グローバルTPS物語」へ。「あれ、衝撃だったのよ」という佐久間さんに対して秋山さんがネタを作ったきっかけを話していきます。
「実はあれ、僕が新宿のルミネの合間に純喫茶に行っていた時に周りが全員、3人組だったんですよ。僕が1人でネタを考えに行っていた時に、その周りの席の法則に気づいて。みんな、ファイル広げていて話をしていて。それで、僕の隣にいるやつの言ってることを丸写しにしたんですよ。あのネタはほぼ、その会社名を変えただけのコントですから」と話しながら、当時のコントのトークを再現します。
「はい、えーっ、簡単にねっ、ちょっとお話の方を聞いて……えー、よろしいかな? えっとね、新しいシステムがあるんだけどー。これ、ペイズリーシステムっていうシステムなんだけどー、わかるかなー?」などと当時と同じトーン、しゃべり方で畳みかけるようにセールストークを披露。
「なんかよくわかんない顔をしている大学生みたいなのが『あっ、はい……』みたいに言っていて。それで、向こうになんかボスみたいなのがいて。『ちょっと待ってくださいね。1回、話をしてくるんで』って話していた人がそっちに行ったり。また戻ってきて、今度は女の人が泣き出して。『なんでわからない? わからないんだったら……わかるまで説明するしっ!』って言い出したり。それを丸写しにして『これを丸々、コントにしてください』って作家さんに相談したんです」と実際に喫茶店で見聞きしたものを作家さんに投げて、台本化してもらったと話します。
そして誕生したグローバルTPS物語は評判を呼び、ロングランのシリーズに。最終的には香取慎吾さんをフィーチャーするほどの人気コントになったんだそう。
そんなネタをやっていた当時、たまたま入った喫茶店でスーツの男性に声をかけられたという秋山さん。「その方、たぶんそっちの人なんですけど。『えっ、マジかよ? なんか言われるのかな?』と思ったら、その方から名刺をいただいて。『いや、秋山さん、才能ありますよ』って。スカウトされたんですよ」と本職のマルチ商法の方からスカウトされたことを告白します。
どうやらコントで披露していた営業トークは本物の方も驚くほどのリアルさだった模様。僕も当時、コントを見ながら「秋山さん、すげえ憑依しているな」と思っていましたが、本職の方も認めるほどのものだったとは……改めて驚かされました!
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