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トータルテンボス、ドッキリパクられを乗り越え『ラヴィット!』で大暴れ

トータルテンボス、ドッキリパクられを乗り越え『ラヴィット!』で大暴れの画像1
トータルテンボス 吉本興業 公式サイトより

 21日放送のTBS系『ラヴィット!』にトータルテンボス(大村朋宏・藤田憲右)が出演。ドッキリ芸を披露した。

 この日のオープニングのテーマは『オススメのフライ』。大村は 「中学生時代の犠牲フライ」を紹介。大村と藤田は同じ野球部で、中学最後の試合で控えだった藤田は1点ビハインドの最終回に代打で出場すると、右打ちなのに急に左のバッターボックスに立ってライトへ特大の犠牲フライ。同点に追い上げチームのサヨナラ勝ちに繋げたという。

 大村は「左のバッティングを見てもらいたいんですよ」と言い、実際にスタジオにネットが用意され藤田の勝利に繋がったスイングを見る流れに。

 藤田に違和感なくバッドを握らせる前振りからドッキリがスタート。大村からバットを受け取った藤田は「なにこれ!うわ!なにこれ」と異変に気付き後ずさり。バットを握っていた手が真っ黒になっていたのだ。大村が「グリップに?」と振るとげんなりとした顔で「墨だよぉ」と答えスタジオは爆笑。

 次に大村がおしぼりを渡すと、藤田は「おいーおいー」とすぐに反応。「今度はタオルに白だよぉ」とおしぼりには白い粉が仕込まれていて、いくら拭いても綺麗にはならず、白と黒が混ざりあって手は灰色になっていく。藤田が「グリップに墨、タオルに白、手が灰」と語呂よくまとめるとスタジオはまた爆笑で大盛り上がり。

 スタッフから灰色の手を綺麗にするためにまたおしぼりを受け取ったのだが、それも普通のおしぼりではない。すぐに「かたい!おしぼりが氷!」と叫んだ。しかしこのおしぼりは凍ってるのではなく、ラヴィット名物の鋼鉄おしぼりで以前、出演者にこっそり仕込んでツッコミワードで競う「鋼鉄おしぼり選手権」で使用したもの。藤田もすぐに凍っているのではないことに気が付き「鉄板が入ってんじゃねーか!」とツッコんだ。

「グリップが黒。おしぼりが白。手が灰。おしぼりが鋼鉄」と振り返ると、司会の麒麟・川島明が「終わりました」と告げ「大村ドッキリメドレー」が終了。リプレイで藤田のリアクションを振り返った。

 手を綺麗にした藤田は笑顔で軽やかに自分の席に戻り着席したのだが、完全に油断している藤田にさらなるドッキリが。「ブーー!!」という音が鳴りブーブークッションに思い切り引っ掛ってしまったのだ。川島は顔をくしゃくしゃにして笑い、ほかの出演者たちも手を叩いて大爆笑。古典的なドッキリにまんまと引っ掛った藤田は「これは恥ずかしい。最後にブーは恥ずかしいよね」と照れ笑いを浮かべていた。

 これもリプレイでリアクションを確認したのだが、何度見ても面白い藤田の反応に「今日ちょっとだけブーブークッション売れるんじゃないか」と川島評する見事なドッキリだった。

 トータルテンボスは2017年頃から自身のユーチューブチャンネル『トータルテンボスのSUSHI★BOYS』にドッキリを投稿し続けている。大村の考えるドッキリのセンスと藤田のリアクションはたびたび話題となっていてテレビで取り上げられることも多く、ドッキリをしかけたあとの大村の「愛くるしいな」という台詞はお馴染みとなっている。

 そんなトータルテンボス、このドッキリを人気ユーチューバーにパクられるという災難にあっている。2月に動画の中で元カップルユーチューバーの『夜のひと笑い』にドッキリネタをパクられていることを明かしたのだ。『夜のひと笑い』はこれに対して、動画のコメントにネタ元を明記したものの、謝罪は無く、トータルテンボス側が求めたコラボも現在まで行っていない。

 大村はプレゼントキーワードに「トータルテンボス藤田ずっと背中にラッピーシール」と発表。番組中にこっそり番組グッズのシールを藤田の背中に貼り付け、最後までドッキリに余念がなかった。

 さすが本家のドッキリを存分に見せつける放送となった。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/06/22 18:29
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