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日刊サイゾー トップ > エンタメ > YouTuber  > ホリエモン、天心VS武尊で「テレビ局の限界」が見えた

ホリエモン、那須川天心VS武尊で「テレビ局の限界」が見えたと指摘

実行委員会が地上波に「逆・三行半」

 実際、大会実行委員を務めた格闘技団体「RIZIN」の代表・榊原信行氏は、配信中心のスタイルへの移行を計画していたそうで、20日の会見で「フジテレビさんの放送辞退で時代が一気に動き、それ(移行)が一歩早まった」と明かした。

 今後は完全にPPVにシフトしていくようで、海外でも配信予定となっている9月のフロイド・メイウェザーVS朝倉未来のエキシビションマッチについて「PPVの売上目標100万件」とぶち上げた。

 当初はフジから見捨てられたかのような構図だったが、驚異的なPPV売上を背景として逆に地上波へ三行半を突きつけたともいえそうだ。

 一方、フジは天心VS武尊を放送予定だった枠で代替番組として『超ド級!世界のありえない最強映像2022』を放送したが、世帯平均視聴率は6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調。同時間帯トップ『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の13.0%(同)の半分にも満たなかった。

 景気のいい話ばかり聞こえてくる「THE MATCH 2022」とは対照的で、今回の一件は日本に根強く残っていた「地上波ビジネス」の終焉を象徴しているといえそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/30 19:10
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