セブン、ローソン、ファミマの「ナポリタン」たいして違わないと思ったら全然違った!
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老舗洋食店「センターグリル」の看板背負う ローソン「お墨付き ナポリタン」
続いては、ローソンの「お墨付き ナポリタン」462円(税込)。3社の中で最も高額な商品で、唯一実際のお店である横浜・桜木町の「センターグリル」の看板を背負った商品です。「センターグリル」は、ナポリタンにケチャップを使った「ケチャップナポリタン」の発祥のお店として知られる洋食の名店。
他2品より60円以上高額なので、どうしてもハードルが上がってしまいますが、それでもワンコインでお釣りがきます。ローソンのパスタ商品は全体的に高額で、「ナポリタン」はその中では「ミートソース」に次ぐ安価となっています。
炒め風味が強く感じられるケチャップ味のソースに、太麺とたっぷりの具が合わせられています。玉ねぎの炒め風味がとても強く、アツアツで食べるとまるで作りたてのような臨場感、調理感があるのが大きな特徴。
マーガリンや甘み強めなケチャップが使われているため、まろやかさも際立っており、刺さってくるようなケチャップの味ではなくとても上品。洋食名店お墨付きだけあって、喫茶店や家庭の味というよりも、洋食屋さんの味に近いのは間違いありません。高額商品に見合う圧倒的な本格感です。
具は大量のハム、玉ねぎ、ピーマン、さらにマッシュルームまで入って充実。3品の中で最もボリュームがあります。ナポリタンではベーコン、ハム、ウインナーのいずれかが使われることが多いですが、「センターグリル」ではハムが用いられており、ハムこそがケチャップナポリタンの元祖の味なのでしょうね。玉ねぎもたくさん入っています。
麺は今回の3品で最も太く、ナポリタンらしい佇まいです。茹でて作り置いた麺を炒めて再加熱する調理工程上、ナポリタンの麺はアルデンテとは対極の、伸びて芯までモチッとした食感になることが多いですが、今回の麺は伸びた食感ではなかったです。私見ですが、お店で食べないのであれば、麺は伸びていない方がおいしいのではないでしょうか。
麺量は他2品に比べるとちょっと少なめで、食べ応えでは見劣りします。量より質の商品ですね。
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