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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『旅サラダ』中丸雄一のホタテ神展開

『旅サラダ』中丸雄一のホタテ神展開と、ラッシャー板前へのリスペクト

ラッシャー板前に関する話題はNGじゃない

この日の『旅サラダ』は、「なかまる印」以外にも見どころがあった。今回のゲスト・白洲迅が行ったのは、大分県を巡る旅。彼は豊後大野市にある「稲角水中鍾乳洞」を訪れた。30万年前の阿蘇火山大噴火によって水没し、大半のエリアが水の中にある鍾乳洞だ。

 この鍾乳洞ではサウナが楽しめるらしい。90℃以上のサウナで体を温め、水風呂代わりに鍾乳洞に飛び込むという流れだ。結果、あまりの水の冷たさに「ちょっと上がっていいですか? 冷たい(笑)」と、白洲はギブアップ! 即座にサウナ室に逆戻りした。

 実は、今年2月に前任リポーター・ラッシャー板前もここでロケを行っているのだ。白洲と違って生中継だったし、しかも極寒の2月だった。震えながら水風呂に入り、バスローブ1枚で真冬の屋外でビールを飲まされるという生き地獄のようなロケ。本気で凍え死にそうになっていたのは、今も記憶に新しい。さすがたけし軍団だったし、さすが“リアクションの帝王”だった。

 無理な話とは思うが、本音は中丸にもここまでやってほしいのだ。リポーターを25年も務め上げた、前任者の偉大な足跡である。『旅サラダ』視聴者の間で、ラッシャー人気は今も高い。大分旅行のVTRを見た後、神田はコメントしている。

「白洲さんが行く前にラッシャーさんが行ったんだよね。それがねえ、2月頃だったんだよ(笑)。スゴい我慢してたんだよね」(神田)

 今もラッシャーに関する話題がNGじゃなくてよかった。神田の述懐に、ちょっと涙目になってしまった。

 例えば、この日の漁港ロケも「ラッシャーだったら、腕組みするマッチョ漁師らをイジり倒していたのでは?」と妄想することがないではない。逆に言えば、まだ中丸には伸びしろがあるということだ。余談だが、今回の『旅サラダ』放送の4日後、6月15日はラッシャー板前の誕生日だった。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/06/18 07:00
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