キンプリ新曲「ichiban」がダサかっこいい!?史上最速700万回再生突破
#ジャニーズ #King & Prince
King & Princeの新曲「ichiban」のミュージックビデオ(以下、MV)のYouTube再生数が、自己史上最速で700万回を突破した。
「ichiban」は、6月29日リリースの4thアルバム『Made in』の1曲目に収録されるリード曲で、作詞・作曲・編曲をラッパーのKREVA、振付を世界的ダンサーのRIEHATAが担当。和テイストのサウンドと5人のラップが調和したトラックとなっており、5月23日に実施されたKing & PrinceのYouTube生配信では、メンバーの平野紫耀は「“強め”な僕らを求めている方には、おすすめの楽曲」と紹介していた。
6月5日に同楽曲のMVがYouTubeで公開されると、瞬く間に“急上昇”動画のトップに。公開から約10日で700万回再生を突破(17日午後3時時点で約760万回再生)したが、この再生ペースはKing & PrinceのMV史上最速。なお、700万回再生までの期間は、昨年10月リリースのシングル曲「恋降る月夜に君想ふ」が約19日、今年4月13日リリースの「Lovin’ you」が約24日だった。
そんな「ichiban」のMVのコメント欄を見ると、ジャニーズファンのみならず、「KREVAが楽曲提供したから聞いてみた」というヒップホップファンと思しきユーザーによる書き込みがかなり目立つ。その内容には、「ジャニーズはあまり聴いたことなかったですが、ビックリしました! ダンススキルの高さ、歌もラップもかっこいい!」「アイドル、ジャニーズ……何となく敬遠してたけど、そんな枠を超えてますね」「シンデレラガールなど有名な曲しか存じ上げませんが、キンプリさん、ほんとにラップもダンスもうますぎる!」「MVに衝撃を受けてコメントしています。アイドルに寄せた感じかなと想像していたのですが、まさかこんなバッキバキのトラックだとは! アルバムもかなり気になっています」といった賛辞も多い。
また、音楽の知識が深いことで知られるお笑いコンビ・ダイノジも、自身のYouTubeチャンネル「ダイノジ中学校【ミュージックチャンネル】」で「ichiban」を「すっげー良い曲」と絶賛。MVを鑑賞した2人は、「90年代後半から2000年代のDragon AshのMVみたい」「トラック自体はシンプル」「オーセンティック」と印象を語り、「ちょっとダサさもあるよね。それが超カッコイイよね」「すっごい新鮮に聞こえる」「俺やばい、鳥肌立っちゃったわ」などと興奮気味に語っっている。
さらに、メロディーの中にラップパートが含まれる嵐の楽曲の構成と比較し、「(「ichiban」は)違うの。ずっとラップなの。サビもラップだから」とラップ主体の楽曲であることを強調。その上で、「これをKing & Princeがやってることで、かっこよさが倍増してる」「プロデューサーさん天才」「何この相性の良さ。King & Princeがやると超良いね!」と高く評価した。
そんな古くて新しい「ichiban」だが、耳の肥えた音楽ファンから評価されているのも、近年のKing & Princeの努力があってこそといえるだろう。数年前のKing & Princeは、メンバーによって歌唱とダンスの能力に大きなバラつきがあり、デビュー間もない頃にいたっては、ネット上で「秀でているのは顔だけ」などと揶揄されることも少なくなかった。
だが、最近のKing & Princeは、ドラマやバラエティの仕事で多忙を極める中でも本格的なレッスンに勤しんでおり、それが最近の目を見張るほどの結果につながったのは、ファンなら誰もが知るところだろう。
安定した人気を誇りながらも、「ichiban」で“攻め”の姿勢を示したKing & Prince。『Made in』のリリースで、新たなファンを取り込みそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事