高いブランド力の高級ヴィンテージマンションで有名な住宅街『広尾』が変わる

1.はじめに

　東京メトロ日比谷線の『広尾駅』周辺は、各国の大使館や有栖川宮記念公園などがあります。また、繁華街がなく、落ち着いたオシャレな雰囲気の高級住宅街としても知られています。

　そんな広尾に、2020年、「新しいワークスタイル」提案する複合施設「EAT PLAY WORKS　」がオープンしました。

　コロナウイルスも落ち着き、街の変わりようを確認するため、今回は広尾を2時間掛け、歩いてきました。

●1-1.広尾駅すぐそばには、『最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校』1位の学校も

　最近では、ジャガー横田さん、木下博勝さんの息子さんの大維志くんが受験をしたことで話題となった『広尾学園』が駅のすぐそばにあります。

　『広尾学園』は、『最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校』ランキングで1位になりました。2022年の東大合格者は5人と前年を上回っている注目の学校です。

●1-2.『住みたい街ランキング2021』で56位にランクイン！

　『東京都の住みここちランキング2021』では3位に続いて、リクルートSUUMOが毎年発表する『住みたい街ランキング2021』を確認してみると、広尾駅は56位でした。

　また、大東建託が実施した『東京都の住みここちランキング2021』では、3位でした。

　広尾駅は六本木と恵比寿の間に位置し、渋谷に近いながらも上品で落ち着いた街の環境が選出理由の1つだと思われます。

●1-3.バブル期はイタめしブーム激戦区とメディアで紹介された

　2019年1月に放送された地域密着系都市型エンターテイメント番組『出没！アド街ック天国』（テレビ東京系）では、広尾駅から一番近い駅の『西麻布』が『平成に輝いた東京の街BEST20』の15位にランクインしました。

　広尾が脚光を浴びたのは平成2年の頃、バブル期に沸いた「イタめしブーム」の一大激戦区であったと紹介されました。

　この記事では、大きな再開発が進む広尾駅周辺を実際に歩いて、周辺の利便性や将来性、街の特徴について可能な限り詳しく解説していきます。

　マンション等、駅周辺の不動産購入を検討している方は最後まで読み、参考にしてみてください。