石原さとみからNHK司会を「乗っ取って」!? 市村正親に思わぬ反響
#NHK #石原さとみ #市村正親
NHKの長寿番組『ガッテン!』の後番組として、4月7日からスタートした石原さとみがMCを務める生活科学情報番組『あしたが変わるトリセツショー』。5月12日の放送からは、“助っ人エンターテイナー”として俳優・市村正親がMCを代理で務めているが、これがすこぶる好評のようだ。
生活情報番組でのMC初挑戦となる石原は、番組開始以降、「トマト」「血管」「アブラ」「ギョーザ」をテーマにした4回分に出演したが、NHKは4月20日、同28日の放送を最後に石原が産休に入ると発表。その代理に抜てきされた市村は、石原と同じホリプロの所属で、出演にあたり「実は僕、来年で俳優生活50周年を迎えます。その50年のすべての力をトリセツショーに出したいと思っています。さとみちゃんとはいろいろとお仕事も一緒にしている仲なので、“お父さん”として、責任重大ですが、いい所をちゃんと見せて、お返ししたいな、と思っています。衝撃のショーの開演だ!」と石原への気遣いを見せるコメントを出していた。
また、同番組は劇場を模したスタジオセットや、ショーアップされた演出が特徴で、最新回の6月9日の放送では冒頭、市村が「ようこそ皆さん、本日も素敵なショーをお届けしよう。さあ、早速、今回の主役の登場だ! そう、今日披露するのは、ブロッコリーのトリセツだ!」とミュージカルさながらの身振りを交えてテーマを紹介。その後もVTRの合間に市村が複数回登場しては、舞台仕込みの力強い発声で「ブロッコリー」を煽り、地味になりがちな情報番組を華やかに彩っていた。
番組のコンセプトに調和した市村の熱演に、ネット上では「市村さん、見てて楽しいし、番組の雰囲気にすごく合ってる」「市村さんの大袈裟な煽りが面白すぎ」「番組が始まった頃は見る気にならなかったけど、市村さんになってから毎回見てる」と賛辞が相次ぎ、「代理じゃもったいない」「正直、市村さんのままでいいな」「市村さんにMCを乗っ取ってほしい」と要望する声が続出している。
なお、石原の復帰時期は未定で、NHKは「出産後に体調をみながら検討する」としているが、視聴者の反響を見る限り、MCが市村から石原に戻った際にはかなりのブーイングが起きそうだ。
そもそも同番組は、昨年4月と10月に俳優・満島真之介がMCを務めた特番『万物トリセツショー』をリニューアルしたもので、レギュラー化にあたり、なぜかMCが満島から石原に変更された経緯がある。そのため、今年4月に石原が産休に入ることが発表されると、ネット上では「すぐに産休に入ることは予想できたはずなのに、なぜそこまでして石原さとみを起用したのか意味がわからない」「そもそも満島さんのままでよかったんじゃ」と疑問の声が相次いだ。
それに加え、市村のキャラクターが石原以上に番組にピッタリとはまってしまったがために、石原にとっては厳しい状況が二重にも三重にも重なってしまったといえそうだ。
女優業に比べて情報番組は拘束時間が短いことなどから、結婚・妊娠を機に自ら望んでMC業を買って出たともウワサされる石原。こんな状況で、『あしたが変わるトリセツショー』に戻れるだろうか。
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