綾瀬はるか映画『はい、泳げません』「撮影は9割水着」発言で思い返すあの“名作”
#映画 #綾瀬はるか #長谷川博己
すでに十分すぎる実績を残してきたトップ女優が、パズルの最後のピースを埋めるのに必要なのが“水着”だった──?
6月10日に公開された長谷川博己、綾瀬はるか主演の映画『はい、泳げません』は、“泳げない男”と“泳ぐことしかできない女”の物語。綾瀬が演じる静香は、泳ぎを教えることに情熱をかける一方、泳ぎ以外は不器用な変わりモノという女性で、事前のインタビューでは「撮影の9割はプール」と語るほど、水着の場面が多い。
「この作品は、ノンフィクション作家・高橋秀実氏のエッセイを映画化したもの。高橋氏は幼少期に溺れて救急車で運ばれたことで水に恐怖感を覚えるようになりましたが、一念発起して水泳教室に通い、泳げるようになるまでを綴った。映画はそんな高橋氏の実体験を元にしたヒューマンドラマです。
主演を務める長谷川博己と綾瀬はるかは、綾瀬主演のNHK大河ドラマ『八重の桜』で夫婦役を演じましたが、スクリーンでの共演は初めて。作中ではカナヅチの役を演じる長谷川は実際には水泳が得意で、“泳げない練習”をしたそうです。一方の綾瀬は、運動神経は抜群ですが、水泳はあまり得意ではなく、泳ぐ練習を重ねたそうですよ」(芸能記者)
これから夏を迎える時期に水泳がテーマの作品とは絶妙なタイミングだが、やはり気になってしまうのは綾瀬の水着シーン。超人気女優として押しも押されもせぬポジションに上り詰め、ことさら肌を露出する役を選ぶ必要はなさそうにも思えるが、綾瀬にはまだ手にしていない称号がある。
「綾瀬はこれまで『世界の中心で、愛をさけぶ』『ホタルノヒカリ』『JIN-仁-』『八重の桜』『義母と娘のブルース』など、数々の大ヒットドラマに出演。好感度も抜群で、CMにも引っ張りだこですが、映画ではこれといった大ヒット作がありません。『海街diary』(2015)では各種映画賞を受賞しましたが、同作は長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの4姉妹の物語で、“綾瀬の作品”というイメージは薄い。そんな中で光るのが、2009年の『おっぱいバレー』です。バレー部の顧問を演じる綾瀬が、男子中学生たちに『試合に勝ったらおっぱいを見せる』と約束して奮起させるという異色青春映画です。
同作の興行収入は数億円で、数字的には大ヒットとは言い難いですが、インパクトは抜群。今でも綾瀬の映画といえば、あの映画を思い起こす人は多いでしょう。しかも同作では日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を獲っており、間違いなく綾瀬の代表作です。そんな綾瀬ですから、映画でも文句ナシの大ヒットを飾るために、水着シーンだらけの作品で勝負をかけてきたのでは」(芸能関係者)
期待通りというべきか、事前に公開されたトレーラーは綾瀬の水着姿だらけ。名実ともにトップ女優の称号を得るために、文字通り“一肌脱いだ”ことになるが、体当たり演技の効果やいかに?
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