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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 秋篠宮さまと天皇陛下の深まる“険悪”

秋篠宮さま“本音に限りなく近い”インタビュー本出版で深まる、天皇陛下との険悪

秋篠宮“インタビュー本出版”で深まる天皇陛下との険悪

 新潮が、天皇の娘・愛子さんが、学習院大学の文学部日本語日本文学科の3年生になったのに、リモート授業で、学校には顔を出さないと心配している。

 まだコロナ感染が安心できる状態ではないから、万が一、学校で感染して天皇や皇后にうつしてしまったらという心遣いからだそうだが、そう心配したこともないだろう。

 新潮は、そんなことではキャンパスでの「出会い」の機会も少なくなるからと、小姑のようなことをいっているが、いらぬお世話であろう。

 ところで、この記事より、デーリー新潮(6月03日)に載っている、秋篠宮のインタビュー本に対して、天皇が反発しているという記事が面白いので紹介しておこう。

「秋篠宮さまと30年以上にわたって交流を続けるジャーナリストが、長女・眞子さんの結婚を巡る秋篠宮さまの心模様をまとめた『秋篠宮』(小学館)。およそ5年、合計37回にわたってインタビューを重ねてきたという同書は紛れもないスクープだ。が、この内容を快く思わない人たちも少なからずおり、ついに天皇陛下も不快感を示されているという」

 今年の3月まで毎日新聞の編集委員だったジャーナリストの江森敬治が、37回にわたり秋篠宮をインタビューしたものをまとめたものだ。

「過去の秋篠宮さまと著者との繋がりを考えると彼にしかできないこととはいえ、国民の一大関心事となった小室圭さんと眞子さんとの結婚に焦点を当てた書籍が、結婚後そう時間をおかずに出版されたというのは奇跡に近いと思われます」

 と、皇室担当記者もこの出版には驚いているようだ。

 その記者が続けてこう話す。

「表向き、秋篠宮さまがお墨付きを与えたという形跡はありませんが、出版のタイミングも含めてゴーサインを出していなければ刊行に至らなかったのは間違いありません。非公式ながら、秋篠宮さまの本音に限りなく近い肉声本であり、この時期に主張しておきたいことがあったということでしょう」

 その本には、小室圭の母・佳代と元婚約者との金銭トラブルについて秋篠宮が「全て、小室家の話だ。秋篠宮家は、まったく関係ない」と語ったとされる個所もある。

「そういった点も含め、秋篠宮家が巻き込まれたというスタンスを訴えたかったと推察されます」(同)

 だが、宮内庁内では本の出版に対してというより、出版に関与し、ゴーサインを出した秋篠宮への“風当たり”が強まっているというのだ。

「宮内庁内では、“皇位継承順位1位の立場で、直近の、しかも相手のある事柄について本音を明らかにしたのは軽率のそしりをまぬかれないのではないか“との指摘は根強くありますね。かなり厳しい言い方になりますが、“もう少し自覚を持っていただきたかった“と突き放すようなものもありました」(同)

 今回の出版は天皇には伝えられないままだったそうだ。

「天皇陛下は刊行されることを聞いて、まずは心配されたといいます。そしてその後、内容を確認され、事実関係を把握されると、不快感をお持ちになったと聞いています。もちろん陛下のことですから、そういった感情を側近にぶつけるなどといったことではなく、周囲がそのように感じ取ったということにすぎません。それでも、かなり重いことだと思われます」(宮内庁関係者)

 どこをどう不快に感じたのだろうか。

「秋篠宮さまはかねてメディア報道について言及され、異議申し立てとは行かないまでも、その姿勢や内容に不満をこぼされてきましたね。それ自体、かなりイレギュラーな事態ではありますが、それはともかくとして、そのようなスタンスを取られてきた秋篠宮さまがメディアの手を借りる形で意思を表明されたというのが、陛下にとって“やり過ぎではないか”と映った可能性があります」

 さらに続けて、

「陛下のお気持ちは斟酌する他ありませんが、秋篠宮さまがメディアに批判的な姿勢を示しながら、一方で一部のジャーナリストを特別扱いしたことについて、陛下は問題視されているように受け取りました。例えば、秋篠宮さまご自身で出版したり、何らかの形で意見を表明したりするなら、陛下の不快感もそう大きくはならなかったのかもしれませんが」
 さまざまな形で波紋を呼んでいる本だが、これがきっかけになって、天皇と秋篠宮の中がさらに険悪にならないことを祈りたい。

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