秋篠宮さま“本音に限りなく近い”インタビュー本出版で深まる、天皇陛下との険悪
#週刊誌スクープ大賞
NHKが兵庫県警記者クラブを追放された“抜け駆け”報道
さて、亡くなった夫・赤木俊夫の無念を晴らすべく、妻の雅子は、国と佐川宣寿を相手に裁判を起こした。
しかし国は説明もなく「認諾」という手続きでいきなり裁判を終わらせてしまった。
真相を闇に葬ろうとしていると雅子は受け止めた。残る佐川との裁判で真実に迫ろうと、佐川をはじめ財務官僚ら5人に証言を求める尋問を申請した。ところが5月25日、大阪地裁の法廷で中尾彰裁判長は『原告が申請した尋問はすべて必要ない』と告げたのだ。
裁判で真相解明の道は断たれたに等しい。裁判所は佐川さんを守ったの? これで終わってしまうの?
フリー記者の相澤冬樹に、雅子はこういったという。
「私、負けちゃったんだな」
今、雅子が佐川に聞きたいことは、
「佐川さん、証言に立つこともなく裁判が終わる見通しとなって今、しあわせですか? 何も説明せずに黙ったままで、青空を仰ぎ見ることができますか?」
ということだそうだ。
改ざんしたのは安倍晋三と妻の昭恵を守るためだったことは、ほとんどの証拠や証言から明らかになっている。疑惑の「桜を見る会」にサントリーが“違法”な酒の差し入れをしていたことも明らかになってきた。
全身疑惑が歩いているような安倍晋三がまだ永田町で生き残っているというのは、日本の政治の貧困さを象徴するものだが、メディアも司法も、腰抜けばかりで、徹底的に悪を追い詰めるということができない。
雅子の哀しみと慟哭は、日本人の多くが共有している。この裁判が終わっても、安倍という政治家が遺した数々の疑惑が晴れたわけではない。
“推定有罪”の安倍元首相を政界から追放しなくては、雅子も、我々も、心が晴れることはない。
やはり文春が、NHKが兵庫県警の記者クラブを追放されたと報じている。
くだらない記者クラブの内輪もめだが、今回は、「除名処分」だというから、NHKはよほどの不始末をしたに違いない。
文春によれば、問題となったのは、5月5日の朝、NHKが報じた知床遊覧船事故のニュースだったという。
遊覧船の空欄だらけだった無線記録簿を関係者から入手し、運航会社が以前から無線連絡を適切に行っていなかったと報じたのである。
スクープではあったが、実は、この記録簿を提供したのは兵庫県在住の遺族だったそうだ。代表取材の幹事社であったNHKに対して、「記者クラブで共有してください」と渡していたものを、その約束を守らず、抜け駆けして、報じてしまったというのである。
これはあくどい。その後クラブから指摘されたが、クラブ総会で、入手経路の説明を拒否し、謝罪もしなかったそうだ。
その理由が呆れる。「取材源の秘匿」だそうだ。NHK側は説明を拒否し続けたままだったので、5月27日に、前代未聞の「記者クラブ除名」が決定した。
NHKは永久除名にすべきだな。NHKも“なれ合い”の記者クラブなんぞに所属しないで、フリーでどんどん取材し、スクープを報じたらいい。
そうなれば、記者クラブなどという前世紀の遺物がなくなり、政治や官僚たちとのしがらみもなくなり、個人個人の力量が試されることになる。その一歩となれば、NHKの功績大だ。早くそうなれ。
新潮によれば、今でも毎年、1000人超の子供が「消えている」という。昔は神隠しなどといわれていたのだろうが、防犯カメラが隅々までいきわたり、Nシステム、GPSなどもある現代でも、この数には驚く。
中には自分の意思で出て行ってしまった少年少女がいるのだろうが、なぜこのように多いのか、防犯対策はないのだろうか。
下校途中に忽然と姿を消した大阪・熊取町の吉川友梨ちゃん(当時9歳)は、生きていてくれれば27歳になっているはずだ。
悲惨なのは子どもばかりではなかった。失踪後2~3年は、父親がノイローゼのようになってしまった。その頃、友梨ちゃんを救出できるかのように装ってきた人間に騙され、約7400万円を取られてしまったそうだ。男は逮捕され実刑判決を受けたが、父親は土地を処分して金を工面していたようだから、なんとも可哀そうな話である。
友梨ちゃんの場合は、付近で、不審な車が目撃されている。新潮で松蔭大学コミュニケーション文化学部の深谷野亜教授は、「知らない人についていってはダメ」という教え方はあまりよくないという。
「子どもにとっての“知らない人”とは一度も会ったことのない人。進学路で会ったことのある人は“知っている人”になってしまう。それより、子ども目線に立ち、行ってはいけない場所、何かの時に通学路で助けてもらえそうな人や店を子どもと一緒に確認しておくのがいいでしょう」
私にも孫ができたから、これから大きくなって、保育園、幼稚園などに行くようになると、誘拐はもちろんだが、事故や事件に巻き込まれやしないかと、今から心配している。
何かいい方法はないのか。
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