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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 20代の僕たちはこうしてプロレスに出会った
DDTプロレスリング・The37KAMIINAのサウナ連載(仮)

20代の僕たちはこうしてプロレスに出会った──レスラーたちの少年時代回想録

体を張って盛り上げたユーチューバー時代の勝俣

──勝俣さんがプロレスラーを目指したきっかけは?

勝俣 父がプロレス好きで、小さい頃に全女(全日本女子プロレス)とかを見に行ってたらしいんですけど、それは記憶になくて。2004年1月4日、小学5年生のときにさいたまスーパーアリーナに『ハッスル1』を見に行ったときに「プロレスラーになろう」と思いました。とはいっても、スポーツもバスケくらいで、特別なにかをやってたわけではないんですけど。

──プロレスの世界に足を踏み入れたのは?

勝俣 定時制の高校に行ってたんですけど、仲良くなった男の子がすごいプロレスが好きだったんです。僕は、一年も経たずに中退してしまったんですが、その頃にプロレスをやってる高校生たちがいることを知って、「僕たちもやりたいです」とコンタクト取って、アマチュアプロレスの形でスタートしました。で、アマチュアでデビューさせてもらってすぐに、『SMASH(スマッシュ)』という今はもうないプロレス団体の研修生になったんですけど、そこでいろいろあってプロレスに冷めてしまって……。そのあとは、今でいうユーチューバーのような活動をしてました。

──どういう動画を作っていたんですか?

勝俣 ワサビで歯磨きをしたり、お酢入りのラーメンをむせずに食べるとか、本当に初期のYouTubeの感じですね。ユーチューバーじゃなくて「動画投稿系男子」なんて呼ばれてた時期です。

MAO ラップやってたよね。

勝俣 ラップも作った(笑)。地元の仲間と本当にくだらないことやってましたね。いまはもう活動していないんですけどワタナベマホトくんという人気ユーチューバーがいて、彼が「入浴剤を飲んでみた」とか「蝉を食べてみた」みたいな動画をやっていたので、それに憧れてYouTubeを始めたんですよ。マホトくんとはつながりがあって、彼の動画にプロレスラー役として出させてもらったこともあります。いま思えば、昔から体を張って盛り上げたいみたいな気持ちがあったのかなと思いますね。

竹下  完全にいまのプロレスに活きてるからね。 

勝俣 そうなんだよね。学校でもイジられるというか、僕がバカをやって笑ってもらえるのがすごくうれしかったし、昔からそういう性格なんだなって思う。 

──そこからまたプロレスラーの道に戻ってくるのはどんなきっかけで?

勝俣 その生活は楽しかったけど、20歳になったときに「なんか違うなあ」、「俺の夢ってなんだっけ」と思ったときに、プロレスをやりたいと思ったんです。お父さんに相談したら、ちょうどDDTがテストなしで練習生を募集してるよと教えてくれたので、そこで応募しました。

──2013年1月に開催された「無試験入門」ですね 

勝俣 はい。当時は10人ぐらいいたんですけど、いま残ってるのは僕だけですね。

後編」へ続く

<告知>

20代の僕たちはこうしてプロレスに出会った──レスラーたちの少年時代回想録の画像2

6月12日にさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで、DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの傘下4団体による合同興行「CyberFight Festival 2022」を今年も開催!!

『CyberFight Festival 2022』
2022年6月12日(日) 開場12:00 開始14:00
埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
https://series.cyber-fight.co.jp/

★同大会は、2週間無料トライアル実施中の動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で独占生配信!
https://www.wrestle-universe.com/lives/q81vbzvm1WYCM3drcqN8hB

<プロフィール>竹下幸之介 (たけした・こうのすけ)
1995年生まれ、身長187センチ、O型。大阪府大阪市出身。高校在学中の2012年にデビュー。日本体育大学卒。KO-D無差別級王座最多防衛記録保持、2021年度プロレス大賞「敢闘賞」受賞など、DDTの未来を担う若き逸材として注目を集める。4月10日の東京・後楽園ホール大会の試合後に渡米し、現在は米団体「AEW」に長期参戦中。

勝俣瞬馬(かつまた・しゅんま)
1992年生まれ、身長167センチ、B型。千葉県柏市出身。2014年デビュー。レスラーのかたわら、SAUNACHELIN 2021にランクインしたサウナ施設「SeaSaunaShack」(千葉県館山市)の総支配人としても活動。熱波師、サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)の資格を持つ。

上野勇希(うえの・ゆうき)
1995年生まれ、身長174センチ、B型。大阪府八尾市出身。2016年デビュー。器械体操経験者であり、美しい空中技を得意とする。ドラマ『警視庁ゼロ係 シーズン5』(テレビ東京系)にも出演するなど、マルチに活躍中。竹下とは咲くやこの花高等学校の同級生。

MAO(まお)
1997年生まれ、身長180センチ、O型。宮城県大崎市出身。YouTubeに「中学生プロレス技やってみた」という動画を投稿したことをきっかけに、2015年デビュー。DDTの社長である高木三四郎選手を、社用車ではねるなど破天荒な試合が魅力。第74代KO-Dタッグ王者。

小嶋斗偉(こじま・とうい)1999年生まれ、身長177センチ、O型。埼玉県さいたま市出身。2020年デビュー。デビューを前に秋山準から直接指導を受けるなど将来を嘱望される。怪我による欠場明け復帰戦となった2021年11月3日に自力初勝利を挙げ、念願のThe37KAMIINA入りを果たした。

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The37KAMIINA(プロレスラー)

DDTの未来を担う次世代レスラーによるユニット。2019年8月、竹下幸之介が巡業先の熊本で勝俣瞬馬と上野勇希を『湯らっくす』に誘ったことをきっかけに、DDTサウナ部を結成。そこにMAOが加わりユニット名「The37KAMIINA」として試合デビュー。21年11月には新メンバー・小嶋斗偉が加入、さらなる盛り上がりを見せている。

Twitter:@DDT_SaunaClub

さうなかみーな

最終更新:2022/06/08 20:00
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