FF16やバイオのPSVR2対応版が発表でトレンド入りも…どれも1年待ち？

　6月3日の7:00から配信された『State of Play』でPS4/5の新作情報が多数発表された。月初金曜日の朝からの配信だったにもかかわらず多数のゲームファンが視聴し、『ファイナルファンタジーXVI』（FF16）やPS VR2対応のゲーム発表で盛り上がった。

　先日アナウンスされたPS5本体生産増強と今回発表された新作ゲームでシェア拡大を狙えるか？ ここでは注目タイトルをピックアップして紹介したい。

FF16は2023年夏に登場予定

　State of Playで公開されたFF16の最新トレーラー。配信では同作プロデューサーの吉田直樹氏が登場し、FFシリーズファンにメッセージを伝えた。トレーラー映像からは、召喚獣合戦と呼ばれる戦闘シーンやアクションシーンが含まれており、迫力ある内容となっている。

　同時にFF16が2023年夏に登場することも告げられ、順調に開発が進めば約1年後にはFF16がPSプラットフォームでプレイできることになる。

PS VR2はバイオなどホラー系タイトルが多い

　今年1月に正式発表されたPS VR2。従来のPS VRと比較して、4Kディスプレイの搭載、一新されたコントローラーやケーブル1本で接続可能などより強力にパワーアップしている。

　このPS VR2に対応したタイトルも発表された。まずは『バイオハザード ヴィレッジ』。2021年5月に発売された同作が、PSVR2対応として登場することが発表された。全世界で500万本を突破したシリーズ最新作のヴィレッジは、ゲーム配信などでも人気のあるタイトル。

　また、バイオシリーズとしては、『バイオハザード RE:4』もPS5版（2023年3月24日予定）およびPS VR2版の開発が進んでいることも公表された。このほか、ウォーカー（ゾンビ）が徘徊するニューオリンズを舞台にしたゾンビシューティング『ウォーキング・デッド：Saints ＆ Sinners Retribution Ch2』のPS VR2版も発表（2023年予定）。ホラー系コンテンツとVRの相性の良さが際立った。

スト6ではeスポーツ気分が味わえる実況が

　格闘ゲームの代名詞的存在のストリートファイターシリーズ。この最新作となる『ストリートファイター6』が2023年に発売される。前作の5が2016年発売なので、格ゲーファンにとっては期待の新作となるだろう。

　シリーズ初の自動実況機能が搭載されるスト6。eスポーツシーンで人気のタイトルらしいフィーチャーだ。自分のバトルに合わせて、AIがシーンを判断して自動で実況してくれるこの機能は、日本語実況でおなじみのアール氏のボイスが採用されることも発表された。実況ボイスはまだあるようなので、今後順次発表されていくと思われる。