木村拓哉ネットCMで“持っていない”男…出演作の再生回数厳しい数字
#木村拓哉 #CM
ジャニーズ事務所に所属するアーティスト・木村拓哉が出演する、ゴルフアパレルブランド「MARK & LONA(マーク&ロナ)」の新CM「make my day 2022」編が、放映されている。
本ブランドでアンバサダーをつとめる木村は、CM内では実際にゴルフのバンカーショットに挑戦。自画自賛する腕前も必見だ。
「かつてはナショナルクライアントのみの強気な出演選定を行っていた木村は近年、MARK & LONAを始め、いわゆるベンチャー企業のCMにも出演するようになってきました。代表的なものが、男性化粧品ブランドのBULK HOMME。2017年に創業したばかりの会社で、わずか3年目で木村を起用したことで、業界では話題になりました。ちなみにBULK HOMMEの社長である野口卓也氏は、女性下着メーカーの『PEACH JOHN』の創業者、野口美佳の息子です」(広告代理店関係者)
このBULK HOMMEのCM企画においては、かつて木村自身が出演したCMの“オマージュ”が隠されていることでも話題になった。
「今から10年以上前、GATSBYのCM以来の“洗顔シーン”というところがCMプランナーのこだわりだったようです。とはいえ、残念ながら大きな話題にはならず本CMの再生回数は4万超。この数字では成功とはいえません」(CMディレクター)
ジャニーズが生んだ稀代のスター、木村拓哉といえどもYouTubeの再生回数においては苦戦している模様。ちなみに冒頭に紹介したゴルフブランドのCMは、1.3万回再生。インターネット上でのCMでは数字だけ見ても苦戦していると言えそうだ。
例えば、芦田愛菜と共演中のリクルート「タウンワーク」シリーズ。テレビドラマのリハーサル中といったユニークなシチュエーションでの掛け合いが、これまでの木村らしくない印象を与えるCMとなってるが……。タウンワークのCMもYouTubeに公開されているものは、だいたい2万回程度の再生数、良くても10万回には届いていない。
「電通のクリエイティブ・ディレクターには、ゼスプリのキウイブラザーズやGUなどを手掛ける電通の若手注目株の北田有一、また監督にはサントリー天然水など印象的なドラマCMの指名が多い泉田岳。若手で固められたメンバーだからこそ挑戦的なCMとなったのでしょう」(前出・CMディレクター)
他のCMでも、リポビタンDは1.8万回、マクドナルドは1万回と似たような数字になっており、ことYouTubeの再生数においては“持っていない”男だということがわかる。もちろんCMの動画をわざわざ見る人なんているのか……?と思う方もいるかも知れないが、実際には百万回、一千万回以上の再生数を誇る企画が世の中には数多ある中で、こうした数字は心もとないことがわかるだろう。
キムタクは今もなお“テレビの中のスター”のようだ。
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