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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 「天心vs武尊」フジ放送中止での“本音”

「天心×武尊」戦を見限ったフジの本音、実行委員の怒りと未練…緊急会見から透けてきたもの【会見全文】

緊急記者会見の全容③

トラウマで。17年前にタイムスリップしちゃう

 我々がステップバックしようと思う。形を変えようと思う。中村プロデューサー、伊藤代表にお願いして、受け皿を作っていただいて。それでも放送を死守したい。これは武尊への約束、天心への約束も含めて。ファンへの約束を守るために、最後までやりました。

 で、まあ、それでも、フジテレビさんは突然、今日、午前中に「内容証明を今から送ります。放送は中止します。やれませんでした。力及ばずです」っていうご説明をいただいて。

 これは本当に僕、トラウマで。17年前にタイムスリップしちゃうんですけど。百歩譲って放送をやめるっていうことを決断をされたのは理解する。でも、選手にも、関係者にも、僕らだってキチッとご案内するための時間をいただきたいと思って。ていう、その場でお伝えをしたんですけど。

 問答無用で。そこから15分、20分後にツイッター、ホームページに上がる。あまりにもひどすぎないですか。それは。

 これだけのことを一緒に一回「やる」っていって。CMの枠も売って。放送枠も確保されて。先月、4月の末の金光社長の定例会見では「媒体価値が上がる」とまで言ったイベントから撤退するんだったら、もう少し丁寧な作業をしていただきたいですし。それをまあ、今まで本当に共にこの放送を最後まで守ろうとしてくれた役員の方とか。編成の担当の方ではないと思いますが。

 まあ、そういうジャッジをされたことには本当に憤りを覚えますけど。まあ、如何せんフジテレビさんには何か理由があるんでしょう。経済的なことがやっぱり折り合わない。経済的なこととは別に、今回、制作委員会の中ではフジテレビさんは。放映権料が満足いく金額じゃなくても、フジテレビさんが「ぜひやりたいんだ」ということで。地上波の枠を用意いただけるということだったんで。ここまで皆さんのコンセンサスとご理解をいただいてですね。CXさんでの地上波の枠を確保してきたんですが。

 それがまあ、結果、梯子を外される形になった。まあ、いずれにしても「それは榊原さんに疑念があるからだ」とか、「ポストの記事があれが事実はどうだったんだ」「こうだったんだ」。

 でも、そこも調査をされた上で一つの結論が出たんであれば、僕は最後までこのコンテンツを、THE MATCH 2022をですね、フジテレビさんの力で届けてほしかったなと。そう思ってます。

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