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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 「天心vs武尊」フジ放送中止での“本音”

「天心×武尊」戦を見限ったフジの本音、実行委員の怒りと未練…緊急会見から透けてきたもの【会見全文】

緊急記者会見の全容⑥

質疑応答

片田(筆者) まず、榊原さんに3点。

 一つ目。17年前の「フジテレビショック」に続き、今回も週刊誌報道でテレビが降りる事態。榊原さんは2回とも「一点の曇りもない」「事実無根」と説明。では、なぜ、2回も週刊誌の標的にされたのか。自分ではどう分析しているか。

 二つ目。放送中止で運営側としては多大な損失を被った。週刊ポストやフジテレビに対してあらためて法的措置を取る考えはあるか。

 三つ目。週刊ポストの記事中に登場するY氏。今現在、どのようなポジションで仕事をしているのか。その理由は。報道を受けて外したのであれば、その理由をお聞きしたい。

 最後にお三方に。こうした仕儀になっても、変わらず同盟を組んでいけるか。伊藤さん、中村さんには週刊誌報道から現在までをどう見ているかもお聞きしたい。

榊原 はい、じゃあ、私から。うん。まあ、一つは多分、週刊ポストのことがあって、こういう事態に。最終、発展したんだと思ってるんですけど。

 17年前と大きく違うのは、記事が書かれてから、ここまで速いんです。現代のときにはもっと前に書かれて。

 で、何か不適切な事象があるっていうふうに報道されたんです。これはフジテレビさんが一方的に、そのときの夕方のニュースでPRIDEとの契約を切って、不適切な事象とかっていうことで。もう少しショッキングだったと思うんですけど。

 今回はまあ、一つは本当に口頭行為での契約で。常にフジテレビさんとはこれまでもそうですけど、契約書を巻く手前のところまで今ずっと作業をしていて。契約書に至るところの手前で、お互い契約条件を含めて合意に至らなかったということではあるんですね。

 ですので、まあ、ポストの件も折り込みながら、フジテレビさんとしては総合的なご判断なんだろうなと思います。まあ、個人的には、まあ、こんなことが二度も起きるんだなという。

 まあ、2015年に戻ってきたときも、コンプライアンス委員会って立ち上げて。常にコンプライアンスのことは徹底してたんですね。ただ、放送局の求める、放送倫理におけるコンプライアンスと、一般常識的なお付き合いをするコンプライアンスとでは若干ちょっと温度差があるのかなという気がしないでもないです。

 ただ、放送に耐え得るコンプライアンスを徹底してやってきても、やっぱり足を引っ張りたいとか。目立つようになって、話題にになれば、いろいろ揶揄されることとかもあるし。まあ、非常に残念だなと思います。

 17年前も含めて、日本のこういうメディア環境とか、何も変わっていない。旧態依然としたまま。世の中の人たちも含めてだと思いますけど。僕からすると、ポストさんにもそれはだいぶクレーム言いいましたけど。「反社」「交際音声データ」「流出」というタイトルだと、僕が反社と交際をしている音声データが流出したかのように取られると思うんですけど。そういうわけでもないんですね。

 だから、事実と違うことで見出しを見たいとか、新聞を見たいとかいろいろあるんだと思いますけど。ちょっとそこにも思うところはありますけど。

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