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『やんごとなき一族』松本若菜、38歳の遅咲きブレイクで“W松本”の時代到来

『やんごとなき一族』松本若菜、38歳の遅咲きブレイクでW松本の時代到来の画像1
左上が深山美保子役の松本若菜。(フジテレビ系『やんごとなき一族』公式サイトより)

 これまで積み上げてきた経験を武器に、男性だけでなく女性からも支持を集める“遅咲き”の演技派女優たち。いま一番注目を集めているのが、松本若菜だ。木曜ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)での、ただならぬ怪演で話題沸騰中である。

「同ドラマで、松本若菜は“華麗なる一族”の長男の妻・深山美保子を演じているのですが、土屋太鳳が演じる主人公で庶民出身の佐都を攻撃する強烈キャラで人気急上昇。SNSで『#松本劇場』というタグまで現れ、ドラマ放送のタイミングで話題をさらっています。これだけクセがスゴい演技ができるのも、演技派の松本ならでは。そんな悪役の美保子ですが、どこか憎めないキャラになっているのも松本の上手いところです」(民放関係者)

※松本のドロドロ演技はフジ復活のきっかけにもなる?

※TVerでも好調です

 松本若菜は現在38歳。2007年に特撮ドラマ『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で女優デビュー後、コンスタントにドラマや映画へ出演してきた。一方で、ドラマ『主に泣いてます』(2012年、フジテレビ系)での“美女役”や、ドラマ『あのコの夢を見たんです。』(20年、テレビ東京系)の“山里亮太のファン役”など、チョイ役も多く、下積みを重ねてきた。

「“名脇役”としてさまざまな役を経験してきた松本だけに、演技の幅は広い。2017年には映画『愚行録』でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞し、本格的な演技ができる女優として業界内で認知されました。松本の評価を決定づけたのが、今年2月にNetflixで配信されたドラマ『金魚妻』です。頭痛に悩まされる主婦役を演じ、大胆な濡れ場も披露した。本当に“主婦の不倫現場”を覗いているようなリアルさで、主演の篠原涼子よりも松本の演技が話題になるほどでした」(民放関係者)

 そんな松本“若菜”の本格ブレイクも、間もなくだ。

「松本は、今年7月期ドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京系)で主演を努めます。原作漫画は『金魚妻』と同じ作者のサスペンスで、タイトルのごとく夫を自殺に追い込んだ男たちに復讐をする美女が主人公。自分のカラダで男を釣って情報を引き出す過激なシーンもある。動画配信サービス・Paraviではすでに先行配信されており、民放ではギリギリのセクシーな濡れ場はもちろん、松本の不気味な演技も見どころです。
 これまでは、“遅咲き女優”で“松本”といえば、2018年にドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で主人公の夫の浮気相手を演じ、あざとすぎる悪女っぷりでブレイクした松本まりかのことでしたよね。でもこれからは、“まりか”と“若菜”の“W松本”の時代が到来するでしょう」(民放関係者)

 “W松本”の美しくも濃ゆすぎる共演が見てみたい!

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/08/16 03:29
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