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クールポコ、全芸人が出たい『ラヴィット』で爪痕残す気なしで話題に

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クールポコ ワタナベエンターテインメント 公式サイトより

 31日放送のラヴィットにクールポコ(せんちゃん・小野まじめ)が出演。スタジオがせんちゃんで大盛り上がりとなった。

 この日のオープニングのテーマは5月31日が国技館が完成した日ということで『オススメの技』。ビビる大木はクールポコの高速餅つきを紹介した。

 クールポコは登場すると、あいさつ代わりにおなじみの『やっちまったな!』のネタを披露。

 司会の麒麟・川島明に本当に高速餅つきができるのか聞かれると、小野は営業先で必ず蒸したもち米が用意されていたことから、独学でつけるようになり、技として高速餅つきを習ったと説明した。

 その間、せんちゃんは用意された餅米を濡らすなど黙々と餅つきの準備。川島に「芸人のスイッチ切ってるんですか? 今一応チャンスですよね?」とツッコまれ小野が「今せんちゃん業者モードでした」とフォローをいれた。

 準備ができるといよいよ高速餅つき披露へ。

 2人が「あい!」「はい」「あい!」「はい」の掛け声で息を合わせて高速で餅をつくと出演者からは「おーーー!」「すげーーー!!」と驚きの声があがり、最後にせんちゃんが餅を高く掲げて臼に落とすと拍手喝采となった。

 見事な高速餅つきだったのだがここでせんちゃんに異変が。左の手首を押さえていて、それを指摘されるとその手をスッと後ろに隠したのだ。すかさず小野が「絶対当たってないです!!」と大声で否定したが川島が近づき確認。「前掛けくらい赤いです」とせんちゃんの赤いエプロンを指して手の状態を報告し、餅つき中の事故が判明した。

 2人はあくまで練習してるから当たっていないと事故を認めなかったのだが、会話に覇気のないせんちゃんに川島が「せんちゃんどうしたのよ? 大成功じゃない?なんかあったの? なんかあったら言ってください」と追及すると「ちょっと、左手が痛い」と白状。さらに川島に「やっちまった?」とネタに掛けて弄られていた。

 番組の最後にもクールポコは登場。

 アルコアンドピース・平子祐希がプレゼントキーワードを「クールポコのせんちゃんは不死鳥」と発表すると、スタジオの隅の2人の姿が映し出された。小野は椅子に座っているのだが、せんちゃんはその後ろ、機材や荷台が雑然と並ぶ隙間にぽつんと体育座り。そのタレントらしからぬ様子にスタジオはまたも大爆笑となり、川島には「あれ正月営業の控室やんか!」とツッコまれた。

 カメラに写っても微動だにしないせんちゃんにスタジオからは「せんちゃん!」「せんちゃん!」と応援の声が上がったのだが、川島が感想を聞いても「よかったと思いますよ~」とどこか他人事。

 さらにやり残したことがないか聞かれても小野は、せんちゃんの雰囲気を察してかきっぱり「はい、ありません!」と答え、消極的な2人にスタジオはまたまた大爆笑。

 川島が「今日お2人のために明日の予告をカットして特別時間設けてるんですよ」とネタをやる時間をわざわざ設けていたことを明かしたが、それにもせんちゃんは無反応で、小さな小さな声の「今日も元気にがんばりましょう」で番組は終了した。

 スタジオは最後までせんちゃんコールで大盛りだったのだが、ネット上でも「元気のないせんちゃんで笑って元気出た」「せんちゃんどうしたw」「せんちゃん映ってるからwやる気出してw」とせんちゃんの様子に注目が集まっていた。

 今や朝のバラエティーとして注目されている『ラヴィット』。多くの芸人が出演したいと思っているし、出た芸人は爪痕を残そうとしているのだが、今回のクールポコ、特にせんちゃんは一風変わったやり方で爪痕を残したようだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/06/02 08:00
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