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8.6秒バズーカー・はまやねん、大炎上した「反日疑惑」騒動を回顧

「NHK出禁」のウワサも

 はまやねんは大学時代に2ちゃんねるまとめサイトをよく見ていて、そうしたサイトで扱われる政治ネタについて「わけもわからず調子に乗ってSNSでつぶやいていた」とのことで、その書き込みがネットで拡散されてしまったことも火に油を注いだようだ。

 当時はネットのデマや誹謗中傷への対応方法が確立されておらず、事務所から「静観しろ」と言われていたこともあって沈黙を続けていたが、そのせいで「気づいたころには手がつけられないくらい広まっていた」という。

 はまやねんは実力不足だったことも認めつつ、炎上の影響で「確実にテレビに出づらくなった」と告白。「NHK出禁になった」というウワサも耳にしたという。

 現在はキッチンカーでサンドイッチなどを販売する事業を展開し、月収が90万円に達しそうなほど好調だという。お笑いは「たまにコンビで劇場に出る程度」という状態だそうだが、相方とも連絡を取り合うなどコンビ仲はいいようだ。

 しかし、キッチンカーの話題を取り上げた記事に「反日芸人が売ってるサンドイッチを買う人の気が知れない」といったコメントがつくなど、いまだに炎上騒動の影響は尾を引いているという。

 もし事務所が「静観しろ」と指示せず、現在のようにタレントを守るためにデマや中傷に毅然と立ち向かっていたら、彼らは違った未来を歩んでいたのかも……。8.6秒バズーカーがたどったブレイクから大炎上までの軌跡は、ネットの影響力や問題点を考える上での貴重なサンプルとなりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/30 19:14
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