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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 人が感動をする絶対的なパターン
アレのどこが面白いの?~企画倉庫管理人のエンタメ自由研究~

宮迫博之の牛宮城“人が感動をするパターン”に入っている

次から次へとしれんが降ってくるまるでドラコンボール

 出来過ぎているというくらいよく出来たストーリーです。人によってはヒカルさんのチーム脱退なども「全て計算済みではないか?」という疑念も持っていると思いますが、そう思ってしまうくらいにエンタメとして見た時には面白い要素が詰まっているんです。もしも全て計算済みのブックをもとにこのストーリーが進められていたとしたら、それは称賛していいのではないかと思います。

 計算だったとしてもご本人たちは墓場まで持っていく案件だと思いますが。ぼくはこの牛宮城がもし失敗(=負け)に終わったとしても、宮迫さんというエンタメ人のストーリーとしては、そこから這い上がっていくための序章に過ぎないのではないかと思えてしまいます。

 エンタメのパターンに当てはめるとするなら、今後も牛宮城にはさまざまな試練が襲ってくるでしょう。『ドラゴンボール』でピッコロを倒したと思ったらベジータが現れたように、ベジータを倒したと思ったらフリーザが現れたように、何かの問題を解決したら別のところから問題が発生するはずです。タイプの異なる新しい敵が次々と現れることでしょう。

 またその敵は。いずれ仲間になるかもしれません。敵だったベジータがいつしか仲間になっていたように。そして、仲間になったと思っていたベジータが魔人ブウの時に裏切り行為を働いたように、仲間が敵に変わることもあるかもしれません。

 とにかく、飲食店というよりエンタメ作品として、牛宮城からは目が離せないなと思っています。離していたとしてもネットニュースで目に飛び込んでくるでしょう。そして、宮迫さんという主人公の今後も。それでは今日はこのへんで。

放送作家。松本人志・高須光聖がパーソナリティを務めた東京FMのラジオ「放送室」で行われたオーディションをきっかけに放送作家の高須光聖に師事。以降、テレビやYouTubeでさまざまな番組を担当。主な歴代担当番組は『くりぃむナントカ』『シルシルミシル』『めちゃ×2イケてるッ‼』『ガキの使い 笑ってはいけないシリーズ』『得する人損する人』『激レアさんを連れてきた。』『新しい波24』『1周回って知らない話』『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』『GET SPORTS』『ヨロシクご検討ください』『青春高校3年C組』『今田×東野のカリギュラ』など。

Twitter:@kikakusouko

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ふかだけんさく

最終更新:2023/02/28 06:41
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