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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 衆院議長セクハラ疑惑と新聞社の“他人事”

細田衆院議長「2人きりで会いたい♡」女性記者へのセクハラ疑惑と新聞社の“他人事”

財務省エリートの“酒の過ち” 代償は2億円!?

 参院選に東京選挙区から乙武洋匡(46)が無所属で出馬するそうだ。

 早速、新潮が、同誌が昔報じた「5人の女性と不倫」や妻との泥沼離婚などを蒸し返しているが、乙武にとっては想定内のことであろう。

「多様性のある社会にしたいという思いを諦められませんでした」 

 そう出馬会見で語ったという。タイトル横に、乙武が両足で立っている写真が載っている。彼は近年、義足歩行プロジェクトに挑んできたそうで、その成果なのだろう。

 私は、彼の決して折れないチャレンジ精神を買っている。彼は障がい者の星だけではない。私のような老いた健常者の星でもあるのだ。

 議員になって何をやりたいのか、選挙になったら聞きに行ってみよう。

 ところで、ダービーが終わった。53歳の武豊が騎乗したドウデュースが、後方から見事な差し脚でゴールを駆け抜け、その直後にいたルメール騎乗のイクイノックスがわずかに及ばず2着。

 ペースがやや速かったとはいえ、馬群の後方に待機し、直線に入ってから追い出すのは勇気のいることである。少しでも早く追い出したいと思うのが騎手の心理だろう。

 皐月賞は、あまりにも後ろにいたため、ものすごい脚を見せて追い込んだが、1,2着とはやや差のある3着だった。だが、府中の長い直線なら届く。過去5回、ダービージョッキーになった名手の判断と手綱の冴えに衰えはなかった。

 イクイノックスに騎乗しているルメールは、終始武豊をマークしながら、直後で馬を御していた。先に動いたのは武だった。ルメールは18番枠からだったから、馬の負担を考えて内側にいた分、外に持ち出し追い出しが少し遅れた。

 ゴール前の脚はイクイノックスのほうがよかった。あと50メートルあればと思わせた。
 武豊とドウデュースは凱旋門賞へ向かうそうだ。イクイノックスもいけばいい。私は、イクイノックスから買っていたが、凱旋門賞は前にも行けるイクイのほうが勝つ確率が高いと思うのだが。

 どちらにしても、戦国といわれたダービーも、終わってみれば有力馬同士の一騎打ちになった。競馬ファンは、ダービーが終わると1年が終わったように感じる。また来年のダービーが見られるのか。さまざまのこと思い出すダービーである。

 酔ってバカをやった人間を軽蔑することなど、私にはできない。

 つい先日も、友人と飲んで帰宅した。家の玄関を開けた途端、意識を失い、救急車で運ばれてしまった。

 これで救急車のご厄介になるのは人生で4回目だ。その4,5日前から歯が痛くてモノが食べられなかった。そんなすきっ腹のところに冷酒をコップで6,7杯飲んだため、急性アルコール中毒になったのだ。

 その日のうちに帰宅したが、カミさんの怒りはものすごく、いまだに口もきかない。

 まあ、私が悪いのだが、小野平八郎のケースでは、彼のエリート人生を根こそぎパーにしてしまった。

 5月20日、東急田園都市線の車内で、身体がぶつかった相手に、殴る、蹴るの暴行をして逮捕された。

 この小野、財務省の統括審議官で56歳、数年先には次官になるといわれていた男だった。

 酔っていて覚えてないといっているようだが、相手側と示談が成立して不起訴になったとしても、減給・戒告は免れず、本人は“肥後もっこす”だから、自ら辞職するのではといわれているようだ。

 そうなれば、文春の計算では、残りの財務省での給料、退職後の天下りを含めると、損失額は2億円を下らないのではといわれるそうだ。

 この男も、母ちゃんに怒られるだろうな。

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