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『空気読み。』最新作ほか、ゆるいけどきっちり遊べる新作インディゲーム3選

 2022年5月21日と22日に世界最大級のインディゲーム情報番組『INDIE Live Expo 2022』が配信された。番組内では多数のゲームが紹介されたが、ここでちょっと気になるゲームを紹介していこう。

「インディゲーム」に正確な定義はないが、個人または小規模チームで開発されたゲームと思えばいい。小規模開発とはいえ、近年では開発ツールの整備が進んでおり、独創的なアイデアでヒットしているゲームも多数ある。例えば、ゲーム配信でも人気の『Among Us』はインディゲームのヒット作の1つだ。

空気読み。オンライン

『空気読み。』最新作ほか、ゆるいけどきっちり遊べる新作インディゲーム3選の画像1

 ガラケー時代にリリースされ、「場の空気を読む」というユニークな内容で話題となった『空気読み。』。折りたたみ型の携帯でプレイしたことがある人もいるだろう。このKY診断度ゲームの『空気読み。』の最新作が、令和に蘇る。

 今夏にリリースされるシリーズ最新作の『空気読み。オンライン』は、その名のとおりオンラインに対応したゲーム。出されるお題に合わせた「空気を読むアクション」でKY度を競うゲームシステムはそのままに、最大7人のプレイヤーとオンライン対戦できる。

 マッチングされたプレイヤー全員が思い思いにアクションを行い、空気を読み終えると全プレイヤーのリプレイが再生される。これを見て、「空気読めてる」と思うプレイヤーに投票し、各得票数の多いプレイヤーが勝ちとなる。

 独特のゆるいグラフィックはそのままに現代に蘇った最新作では、シリーズ初となる「きせかえ」機能も搭載。自分だけの「お前」(プレイヤーキャラクター)をカスタマイズできるようにもなっている。

 もちろん、開発は全シリーズを担当するジー・モード。対応プラットフォームはSwitchとPCだが、6月からPC版の早期アクセス版が予定されている。しかも、早期アクセス版は無料でダウンロードできるのもうれしい。

FAMILY BATTLE タッグアリーナ

『空気読み。』最新作ほか、ゆるいけどきっちり遊べる新作インディゲーム3選の画像2

「一皿に盛られた唐揚げにかけるのはレモンか? マヨか?」。食卓や居酒屋でありそうな話だが、この二大派閥に分かれてしまった超人家族の大喧嘩がテーマのインディゲームが登場する。

『FAMILY BATTLE タッグアリーナ』は、家族喧嘩をコンセプトとしたオンライン対応の2対2のタッグバトルアクションゲーム。近接武器を手に前線で相手にダメージを与える「アタッカー」、遠距離武器を持ち多種多様なスキルをセットして戦況をコントロールする「サポート」に分かれ、バトルを進めていく。

 家族喧嘩というテーマがユニークだが、中身は本格派でメインビジュアルは『神さまの言うとおり』の漫画家・藤村緋二が手掛ける。また、eスポーツタイトルを目指しており、リリース後には大会の開催も予定されているという。

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