GACKT、芸能活動再開示唆も前途多難? くすぶる2つのスキャンダル
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昨年9月より「神経系疾患」と「重度の発声障害」のため無期限活動休止中だった歌手・俳優のGACKTが芸能活動を年内に再開させることが5月16日に明らかになった。
あわせて、福岡県内にある医療法人クリニックが治療を担当しており、同院からGACKTの病状の説明も発表された。
「それによると『自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下』『免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症』『これに伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下』などかなり厳しい病状が記されていました」(スポーツ紙芸能デスク)
24日発売の「女性自身」6月7日号(光文社)では、GACKTの独占メールインタビューを2ページにわたり掲載。同誌の取材に応じたのは昨年9月以来、2度目。誌面では芸能活動復帰について「焦ってるというよりは、表舞台から身を引く時なのかとも考えました」と、“引退”が頭をよぎっていたことを告白しており、GACKTの活動休止により撮影が途中で止まったままの映画『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』の撮影が現場復帰となる見通しだという。
だが、在京テレビ局報道番組デスクは「GACKTの芸能活動復帰は病気の状況にかかわらず、かなり厳しいです。まずテレビの仕事はかなりハードルが上がっている」と話す。
「自身が中核メンバーとして関わり、広告塔も務めていたため『ガクトコイン』の通称も付いた仮想通貨『SPINDLE(スピンドル)』は2018年5月にICO(暗号資産の発行)をした際にはおよそ220億円を集めるなど話題になりましたが、運営元への疑惑、当時総務大臣だった野田聖子氏絡みのスキャンダルなどが伝えられたことであっという間に急落。公式サイトも2019年3月を最後に更新が止まっており、一種の出資詐欺だったのではとの疑惑も出ている。GACKTを信頼して購入した多くの人が大損してしまっており、その責任や補償が今も問われるなか、病気を理由に表舞台から行方をくらましてしまった。一部報道によればGACKT自ら“謝罪行脚”をしたというが、コンプライアンス遵守の昨今、裁判沙汰にもなりかねない爆弾を抱えたタレントをテレビ局も仕事を与えることはできません」
今年1月放送回では欠席となったものの、毎年の正月特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)では個人で65連勝と無敵の誇る。「女性自身」の取材では来年の出演の意欲を示しているが……。
「同番組を制作しているのは系列の朝日放送テレビなのでまだ出演する可能性も残されていますが、局やスポンサー筋に苦情が殺到すれば道は確実に絶たれます」(前出・在京テレビ局報道番組デスク)
昨年11月には、芸能活動休止中に人妻と不倫をしていたとの疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)が報じるなど、公私ともにスキャンダルの火が燃えている。
「GACKTサイドは今回の病状報告と活動再開予定を公表して何とか仕事にありつきたいのでしょうが、これだけスキャンダルを抱えていては仮に病気が治っても、恐ろしくて仕事を振る関係者はいなくなってしまう。再びトラブルで表舞台に立てなくなることも考えられる」(同)
熱心なファンのためにもGACKT本人は何とか元の場所へ舞い戻る算段だが、その計画がうまくいくかどうかは極めて不透明だ。
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