トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > グループとしての黄金比の確立

庄村聡泰(ex-[Alexandros])BE:FIRST「Betrayal Game」にグループとしての黄金比の確立を感じる

そろそろアルバム? シングルの流れに期待がかかる

 曲の構造としてはまた「Bye-Good-Bye」同様に複雑な構造。恐らくこの曲のサビはアイヤイヤイヤーから始まる箇所と見て相違はないと思われるが、そこに至るまでは歌い出しをAメロとするとサビ前までにDメロまでありやがる始末だ。因みにバイグッバイ(勝手に略してスミマセン)はサビ前にCメロまで展開されているので、同様ではなくより複雑化したと言ってしまっても良いかも知れない。入れ替わり立ち替わりに交錯して行くメンバーそれぞれの声質を活かした好配置で、単純に聴いてて楽しい。因みにAとかCとかDとかと呼称しておりますが、この言い方で伝われとおっさんは思っています。

 そんなこんなでつらつらだらだらと筆を進めている訳であるのだが、1番刺さったのは曲中の1節である

 ”どこまでも不安定な世界ならいっそ その歪みを愛そう”

 こいつがパワーワード過ぎる。先に述べた通りのMJみも感じさせつつもきちんと現代を切り取った1節。これは紛う事なく2022年に聴かれるべき音源でもあるし、読まれるべき歌詞であるとおっさんは(”アイヤー”と)唸ってしまいました。

 次はそろそろアルバムなのだろうか…? おっさんは「Gifted.」「Bye-Good-Bye」に続き、ビーファの音源について書くのは3度目になるのであるが、


 まだ実は単曲でしか書いた事がないのだ。しかし当記事も前回も前々回もあの熱量且つこの文章量である。次は、もし次を書く事が許されるのなら、そしてそれが待望のビーファーストのファーストだったとしたら、おっさんの脳味噌は一体どうなってしまうんだろう。取り敢えずはやはり叫ぶのだろうか。「ミキティー!」ならぬ「ベスティー!」と。

 とは言え先ずは5/18の「Bye-Good-Bye」シングルリリース(初回生産限定盤のみ収録の「Move On」を除けば3曲共にタイトルが”B”始まり)、おめでとうございます。君という歪んだ時代と世界を愛そうとひた進むボーイズグループ、引き続き活目して行きたいと思っております。

 所で思わず乱用しまくってしまった”哎呀”であるが、中華圏に於ける感嘆符の言葉としてマジで、よく使われているとの事。これでまた1つ賢くなったネ。でもテストには出ないアル。

庄村聡泰(コラムニスト・スタイリスト)

ロックバンド[Alexandros]のドラマーとして2010〜21年に活動。バンド時代の収入ほぼ全てを注ぎ込むほど傾倒した音楽や洋服を中心に、映画やマンガ、アニメやグルメ、世界各地の珍スポットなどのさまざまなカルチャーに精通し、これらの知識と経験を生かしてライフスタイル提案型ファッションブランド「スナック NGL」を始動。また、歌劇な過激団 @furaku_taru の制作総指揮を務めるなどプロデュース活動や、#サトヤスタイリングとしてファッションスタイリングや、#ショウムライターとして音楽や映画をはじめさまざまなメディアでインタビューやコラムを執筆。自ら映画にも出演するなど精力的な活動を広げている。 #サトヤスタイリング #ショウムライター インタビュー

Twitter:@shomurasatoyasu

Instagram:@shomurasatoyasu

庄村聡泰のホームページ

しょうむらさとやす

最終更新:2022/07/19 18:46
12
ページ上部へ戻る

配給映画