セブン、ファミマ、ローソン「冷やし中華」で夏の陣! 今年の3商品を食べ比べてみたら…
#コンビニ #カップ麺 #カップ麺一行3昧 #冷やし中華
コンビニのお弁当コーナーの横にあるレンジ麺・チルド麺コーナーでは、毎年梅雨に入る少し前くらいに「冷し麺」が並び始めます。レンジチルド麺はレンジで温めるだけなのが魅力ですが、「冷し麺」の場合、レンチンすらいらないお手軽さが大きな魅力です。
普段はカップ麺を食べまくっている本連載ですが、今回は、お湯を入れて数分間待ったりはしません。ちょっと趣向を変えて、コンビニ大手3社のチルド麺「冷し中華」を食べ比べてみます。
「冷し中華」といえば、「ざる(とろろ)そば」、「冷したぬき(ぶっかけ)うどん」と並ぶ、コンビニ「冷し麺」3強の一角。「冷やし中華」は「ビール」などと同じく7月の季語だそうですが、冬でもビールはおいしく飲めるので、冷し中華だって夏以外にも売り続けてほしい方も多いのではないでしょうか。
【ファミリーマート】低カロリーとフレッシュさが魅力!「炙り焼チャーシューの冷し中華」498円(税込)
まずは、ファミリーマートのプライベートブランド(PB)「ファミマル」の「炙り焼チャーシューの冷し中華」498円(税込)。以前は「ファミリーマートコレクション」や「お母さん食堂」といったPBを展開していたファミマですが、2021年に「ファミマル」に統一。以前はブランド化されていなかったおにぎりやお弁当類、麺類に至るまで、「ファミマル」ブランドに統一されました。
商品名で「炙り焼チャーシュー」を強調していますが、コンビニ3社の「冷し中華」の中では、ファミマは483キロカロリーと最も低めです。
酸味と甘味がつけられた醤油味のたれに、黄色い中細麺とチャーシューや野菜などの具が合わせられています。麺はややソフトめの食感で、黄色い玉子麺が使われています。見るからにオーソドックスですよね。からしも付いています。
たれの味は酸味と甘みが感じられる王道の冷し中華の味で、柑橘系の酸味と、ほんのりごま油の風味を効かせています。全国の冷し中華の最大公約数はこんな感じなのだろうという、良くも悪くも想像通りの味わい。
今回ご紹介する3商品からたれの味で差異を見出すのはとても難しく、それほど大きな違いは感じられませんでした。他2品と比べるとファミマは酸味と甘みが多少派手めに映りましたが、おそらく誤差の範囲だと思われます。
3商品で違いが顕著に感じられるのが具でした。ファミマの具は、細切れのチャーシュー、ゆで玉子、錦糸玉子、もやし、きゅうり、紅生姜の6種類。商品名にもなっている「炙り焼チャーシュー」は、炙った風味よりもたれの味が強く、肉の量も他2品に比べて少なめ。商品名になるほどの主役感はなかったです。
ゆで玉子や錦糸玉子、そしてもやしなど、具は全体的に充実しており、もやしときゅうりの多さによって、他2品よりも野菜によるフレッシュ感が出ていました。
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