セブン、ファミマ、ローソン「冷やし中華」で夏の陣! 今年の3商品を食べ比べてみたら…
#コンビニ #カップ麺 #カップ麺一行3昧 #冷やし中華
【セブン-イレブン】大きなチャーシュー2枚入り!「具材8種盛り 冷し中華」561円(税込)
最後に紹介するのは、セブン-イレブンの「具材8種盛り 冷し中華」561円(税込)。3品で唯一の500円超え商品で、ワンコインで買えないところは痛いですが、具材が8種も入っており、リッチ感を前面に出しています。
セブンは以前からお弁当コーナーのレンジ麺、チルド麺に注力しており、スープと麺のセパレートなどの新技術を取り入れたり、二郎インスパイア系の商品を開発したりと、常に他社に先んじてきたイメージがあります。そして、他社の同系商品に比べて値段はお高めでも、品質や量で勝る商品を出す傾向にあります。
酸味と甘みを効かせた醤油味の冷し中華たれに、黄色い中細麺と、8種の具材を合わせています。さすが商品名になっているだけあり、具のボリュームは抜きん出ていました。
麺は、色や太さこそファミマやローソンと大差ないように見えますが、やわらかめだった他2品と比べると、セブンの麺はコシがしっかりしている印象を受けました。ただ、製造からの時間経過や保存状況によっても変化しうる程度の違いなので、単なる個体差かもしれません。
なお、東海・近畿地区の商品には、からしに加えてマヨネーズが付いています。
たれの味はやはり、冷し中華の王道ド真ん中の味で、他との大きな違いは見られません。強いてあげるなら、ごま油の風味が強めで、酸味にもパンチが感じられました。とはいえ、3品を食べ比べしても違いを見出すのは難しいレベル。
具は、大きなチャーシュー2枚、錦糸玉子、かにカマ、キクラゲ、わかめ、もやし、きゅうり、紅生姜の計8種。大きなチャーシュー2枚は厚みもあって、圧倒的な肉量です。他2品では細切れ肉だったので、リッチさも際立ちます。
他2品に入っているゆで玉子は入っていないですが、かにカマ、わかめ、キクラゲといった他には入っていない具が充実しており、具の種類、ボリュームともに段違い。高額な分の価値は十分にありそうです。
どれもド真ん中の「冷やし中華」だが…
大手コンビニ3社の「冷し中華」を食べ比べましたが、たれの味や麺の食感など似ている部分が多く……正直、どれも王道の「冷やし中華」と言え、味に大きな差はありませんでした(でも、頑張って書き分けてみました)。
そのため、どのコンビニの「冷やし中華」を選ぶかは、具のボリュームや価格の違いが決め手になりそうです。
・ファミマ
商品名にある「炙り焼チャーシュー」よりも、もやしやきゅうりのフレッシュさが売りになりそう。3品の中で最も低カロリーな点も魅力。
・ローソン
味気ない商品名でありながら、実はチャーシューがたくさん入っている。チャーシューの醤油だれが冷し中華の酸味と甘みに味の変化を加えてくれる。
・セブン
圧倒的な具のボリューム、特に大きなチャーシュー2枚は高額に見合う価値が大いに感じられる。一方で、他と違ってワンコインで買えないのはちょっと贅沢で、減点材料にもなりええるか。
……ということで、三者甲乙つけ難いものがあります。どれを食べても文句なく冷し中華の爽やかさを感じられるので、コンビニで一足早く夏らしさを求めてみてはいかがでしょうか。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事