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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中丸雄一が“業務用ホース芸”を披露
「ラッシャーさんっぽくなってきましたね」

『旅サラダ』中丸雄一、“業務用ホース芸”をジャニーズの後輩にイジられる

「うまーっ!」と言いながら「オエーッ!」のリアクションを取る中丸

 場所を移動し、地元のかき氷店を訪問した中丸。店の奥へ進むと、そこでは同店の女将が大豆を煎っていた。それよりなにより、女将の髪の毛が金髪でファンキーなのだ。マンガ『疾風伝説 特攻の拓』に出てきそうな髪型。彼女が燻った大豆は、かき氷へトッピングするきな粉になるらしい。美味しそうなきな粉と、きな粉みたいな髪の女将。インパクト大だ。

 中丸は女将からお鍋を受け取り、大豆を燻す作業を体験させてもらった。しばらくすると大豆はきつね色になり、いい香りがし始めた。

女将 「上手にやってくれたね」
中丸 「いや、一瞬しかやってない」

 褒め言葉を受け取らない中丸が謙虚というか、クールだ。その後、中丸は地元のかき氷の数々を試食した。まずは、煎りたてホヤホヤのきなこを氷全体にかけたかき氷からである。

店員 「先ほど、中丸さんが一生懸命燻してくださったきな粉です」
中丸 「僕が一生懸命、5秒間くらいやった大豆ですね」

 せっかく店員が褒めてくれたのに、「5秒しか作業してない」と冷静にブッタ斬る中丸。さらに、別の店員が新しいかき氷を持ってきた際もバッサリ斬った。

店員 「おまたせしました~」
中丸 「全然、待ってないです」

 優しさゆえの気遣いなのだろうが、毎度毎度「待ってないです」と返す中丸があまりにも中丸だ。というか、「一瞬しかやってない」「5秒間だけ燻った」「待ってない」と、中丸の受け答えがずっと変なのだ。言葉遣いのせいで、優しさが誤解されかねない。これが、中丸節なのだろう。

 その後、彼はこんなことも口走った。

「(かき氷を食べて)……うわっ、ちょっと待ってくれ」(中丸)

 つい数秒前には「待ってないです」と言ってたくせに、舌の根も乾かぬうちに「ちょっと待って!」と訴える不思議な挙動。リアクションが忙しすぎである。物凄いワードチョイスだ。

 なぜ、彼は「待ってくれ」と言ったのか? 美味しすぎて感極まったと訴えたかったのだ。

「うわぁ~、最高! うわっ、ちょっと待ってくれ」(中丸)

 このくだりも目を引いた。例によって、中丸の顔がビタイチ美味しそうじゃないのだ。食べたとき、眉間に皺を寄せるのが彼の癖。でも、口にした食べ物がかき氷だっただけに、知覚過敏の人みたいに見えたのだ。「うまーっ!」と言いながら「オエーッ!」みたいな反応を取り、メチャクチャまずそうな顔をしていた中丸。この日も通常運転だ。

 というか、『旅サラダ』の構成もおかしかった。かき氷がわんこそばのようにドンドン出てくる始末である。ツイていないことに、同日は寒かった。他の日に比べポコっと1日だけ寒かったロケ当日、明らかに寒そうな早朝から大量のかき氷を食べさせる拷問みたいなロケ。水浸しにもされたし、いよいよ中丸が可哀想になってきた。しかも、この日はKAT-TUNとして、名古屋のガイシホールで昼夜2回のコンサートも控えていた。ライブ直前、ジャニーズのお腹を全力で冷やしにかかるスケジューリングは異常事態である。

 番組のエンディングで、中山はコメントした。

「水の飲み方、勉強になりました」(中山)

 知らないところで、後輩から水の飲み方をイジられていた中丸先輩。でも、あの水の飲み方を真似しちゃダメだ。『旅サラダ』を90分見ていたはずが中丸のホース芸しか記憶に残らなかったのだから、断じて普通の飲み方ではない。

<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>
5月21日放送回:『旅サラダ』中丸雄一、ほのぼの牧場ロケでメス羊たちに“拒否”されまくる
5月14日放送回:『旅サラダ』中丸雄一が“孫扱い”される不思議な世界線。食リポ姿を子守りのように見守られる
5月7日放送回:『旅サラダ』は中丸雄一を甘やかす“やさしい世界”? 「馴染みたい」「もう馴染んでますよ!」
4月30日放送回:『旅サラダ』地方ロケもこなす中丸雄一、さすがに多忙すぎ? 翌日の『シューイチ』を欠席してしまう
4月23日放送回:『旅サラダ』新レギュラー・中丸雄一のロケをウォッチ。KAT-TUNのコンサート会場から中継元がわかる!?

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/05/28 11:45
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