『めざましテレビ』大御所アナが2人も定年、フジが支払う男性アナ“冷遇”の代償
#フジテレビ #めざましテレビ
フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』のメインキャスターが、今秋に交代する可能性があると『週刊女性』2022年6月7日号が報じている。
記事によると、メインキャスターを務める三宅正治アナとエンタメキャスターを務める軽部真一アナは、ともに今秋で60歳。揃って定年退職する可能性もあり、キャスターの交代が検討されているという。
※写真2列目左が三宅正治アナ、右が軽部真一アナ
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「もちろん60歳を超えても、フジテレビに残るという選択もありますし、定年退職したうえでフリーアナとなり、そのまま『めざましテレビ』のキャスターを継続するという可能性もある。ただ、三宅アナはがメインキャスターになって10年も経っていますし、軽部アナにいたっては1994年の放送開始から出演している。そろそろ世代交代をして、若いスターアナを育て上げる時期なのではないかという声も多いです」(テレビ局関係者)
フジテレビには、長年にわたって男性アナウンサーの“スター”がいないという大きな課題がある。
「TBSなら安住紳一郎アナがいますし、日本テレビ出身者であれば、すでにフリーになっていますが羽鳥慎一アナや桝太一アナというスターがいた。でも、フジテレビのスターアナといえば女性アナばかりで、男性アナのスターがなかなか育たないんです。だからこそ、三宅アナ、軽部アナの後継として、スターになりそうな男性アナを起用するべきだと言われているんです」(同)
スターアナ候補の筆頭は、『めざましテレビ』メインキャスターの1人でもある生田竜聖アナだ。
「生田アナをそのままトップに上げるというのが、いちばんわかりやすいパターンですね。あるいは現在夕方の『Live News イット!』を担当している榎並大二郎アナも好感度が高く、有力候補の1人。あるいは、過去に『めざましテレビ』を担当していた中村光宏アナを再び起用するという方法もあるでしょう」(制作会社スタッフ)
一方で、外部から新メインキャスターを起用する可能性もある。
「かつての『めざましテレビ』は、アヤパンこと高島彩アナ、カトパンこと加藤綾子アナといった“番組の顔”となる存在がいましたが、ここ数年はそこまで知名度の高いアナウンサーがいない状況。現在メインキャスターである井上清華アナも、アヤパン、カトパンほどの人気ではない。ここで三宅アナと軽部アナがいなくなったら、一気に地味になってしまうわけです。だからこそ、知名度も人気も高い外部のキャスターを投入し、話題を作っていくという方法も考えられるんです」(同)
しかし、『めざましテレビ』を外部キャスターに任せることで、フジテレビ社内に大きな軋轢を生み出すかもしれない。
「フジの男性アナの多くが『めざましテレビ』のメインキャスターの座を狙っているでしょう。にもかかわらず、外部の人間をそこに据えたら、男性アナたちのモチベーションは一気に下がってしまう。そもそもフジテレビは長年にわたって男性アナに対する“冷遇”が囁かれていて、そこに不満を持っている男性アナも少なくない。『めざましテレビ』のメインキャスターとなる道がなくなったとなれば、男性アナの大量離脱なんていうシナリオもありえます」(同)
三宅アナと軽部アナの定年は、『めざましテレビ』だけでなく、フジテレビそのものの将来までをも占うことになりそうだ。
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